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お部屋の壁に時計や絵を掛けたい場合に、どのようなグッズを使ったらよいですか?とご質問いただく事が多く、以前このような記事を書きました。

この記事を読んだ方から、
自宅の壁はコンクリートだったのですが、どのようにしたら壁に掛けられますか?」とご質問をお受けしましたので、今回のコラムではコンクリート壁にフックを付ける方法をお伝えします。

このコラムを書いた人
成島理紗
  • 一人暮らし女子のお片付け専門家
  • 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
  • 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
  • KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
  • 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
  • 趣味は収納グッズの情報収集と旅行

コンクリート壁の特徴は?

コンクリート壁は、画鋲が刺さらない固い壁です。

手で壁を叩いてみると、コンクリート壁の場合は中身が詰まっているのでペチペチとした響かない音がします。
(石膏ボードの場合は、中が空洞なのでたたくとコンコンと響く音がします)

コンクリートの建物は耐火性や遮音性に優れているので、建築としては良いのですが、そのお部屋に住むとなると画鋲が刺せないので、時計も掛けられない・・・といった思わぬデメリットになることもあります。

コンクリート壁でも使える壁掛けフック

今回は、コンクリート壁に壁紙が貼ってある壁を想定して、壁紙でも使えるフックをご紹介します。

クリピタフック

まずご紹介するのは【クリピタフック】です。

壁に穴を開けずに、フックを付けることができます。
壁紙を傷めないので、賃貸物件にも安心です。

ただし、くりぴたフックは、重さのある物は様子見しながら掛けるのがベターです。
はじめはカレンダーや軽いパネルボードなどを掛けつつ、様子を見ながら重さのあるものを試すのがおすすめ。

コマンドフック壁紙用

次にご紹介するのは【コマンドフック 壁紙用】です。

フック1個あたりの耐荷重は800グラムです。
フックを付けてからすぐにモノを掛けると、落下しやすいので、貼り付けてから1日後にモノを掛けたほうが落ちにくく感じました。

コンクリートフック

ピンを刺しても大丈夫そうであれば、コンクリートフックがおすすめ。

お住まいの物件によっては、壁にピンを刺すのがNGな場合もあります。
刺しても大丈夫か分からない場合は、管理会社さんに聞いてからの方が確実ですので、退去の際にトラブルにならないようこちらも事前に確認しておくとスムーズです。

まとめ

今回のコラムではコンクリート壁にフックを付ける方法をお伝えしました。
最近のデザイナーズ物件人気でコンクリート壁のおうちも珍しくなくなってきています。

おうちがコンクリート壁だけど壁掛けインテリアを楽しみたい!という方の参考になれば幸いです。