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雑誌やインスタに出てくるような可愛いお部屋に住みたいけれど、なんだかお部屋がまとまらなくておしゃれにならない~!
そんなとき、皆さんはどうしていますか?


真っ先に浮かぶのは、「今のお部屋に足りないモノは何だろう?」という発想を思い浮かべる事だと思います。

具体的には、どんな小物を買ったらおしゃれになるかな?とか、どんな家具を買い足したら良いかな?といった感じです。

しかし、実際に、可愛い小物や家具を購入したにも関わらず、自分のお部屋に置いてみたらお店で見たときのイメージと違ってしっくりこない…といったお悩みを聞くことも多いです。

今回のコラムではおしゃれなお部屋にしたいときに、見直したい重要なポイントを5つご紹介します。

おしゃれなお部屋にするための5つのポイント

早速ですが、おしゃれなお部屋にするための5つのポイントをお伝えします。
それは次の5つのポイントに当てはまっていないか?を知ることです。

  1. 家具の色が多い
  2. テイストがバラバラ
  3. 高さや奥行が揃っていない
  4. モノが出過ぎている
  5. 圧迫感がある

こちらのポイントについてそれぞれ解説していきます。

家具の色が多い

一つ目のチェックポイントは、お部屋の中で使っている家具の色が多すぎないか?という点です。
空間の色味は基本的に3色以内にするとバランスよくまとまります。

ホワイト×ブルー×ベージュの3色

お部屋の色は、床の色、カーテンの色、家具の色、小物の色が全体的に合っているか?を見ていくのですが、特に家具の色が要注意です。

よくあるのが、同じお部屋に明るい木目とこげ茶の家具が混在してしまっていること。
この木目をどちらかの色味に統一するだけでも少しスッキリ見えます。

これから家具を買い足す予定の方は、元々お持ちの家具のカラーに合っているか確認してみてください。

また、今のお部屋を見直ししたい方は、空間に何色の色があるかチェックしてみて、余分な色味の家具を減らしたり、布でカバーして色味を抑えてみるなど変化をつけるのがおすすめです。

テイストがバラバラ

2つ目のチェックポイントは、お部屋のテイストが統一されてるか確認することです。

お部屋のテイストは、大きく分けると4つあります。

このテイストは、同じ空間に混ぜて使ってはいけない、といったセオリーがあります。

例えばエレガントな感じのお部屋に、ヴィンテージ風のインテリアが来ると浮いてしまいます。
単体で見るとそれぞれかっこよかったり、美しい家具だけれど、1つの空間に集合した時にテイストが違うとちぐはぐな感じになってしまいます。

ファッションで例えると、スーツをビシッと着ているのにバッグはリゾートな雰囲気のカゴバックと合わせてしまった感じです。
単体で見るとどちらも素敵だけれど一緒に合わせたら合わないといった現象は、お部屋の中でも起きています。
可愛いと思って買ったのにお部屋に置いたら合わない・・・という場合は、テイストが違っている可能性が大きいです。

家具の高さや奥行が揃っていない

3つ目のポイントは、家具の奥行や高さがバラバラで空間に安定感が無いことです。

お引越しが多いお家だと様々なサイズの家具が増えてしまいがちですが、なるべく奥行や高さを揃えて家具を入れると視線が直線方向に抜けるため、お部屋が美しく見えます。

ちなみにこちらのお写真は、家具を買い替えて、奥行と高さを揃えたビフォーアフターとなります。
(同じ角度から撮ったお写真です。)

壁の左側の家具にご注目頂くと、同じ高さ・奥行で統一したとき、すっきり見えるのがお分かりいただけるかと思います。

これから家具を買い足す場合は、高さや奥行にも注目してみて下さいね。

モノが出過ぎている

4つ目のポイントは、お部屋に出ている物の量を減らすことです。
モノが減ると、お部屋に出ている色味が減るため、一番手っ取り早くお部屋をおしゃれに見せることができます。

そんなに散らかっていないお客様のお家も、出ている物を更に減らすことで、空間に隙間が出来て、自然と目線が上がり、お部屋が広く感じられるようになります。

圧迫感がある

5つ目のポイントは、家具による圧迫感です。

背の高い家具は、空間を活用するのに向いていますが、圧迫感が出やすくなってしまいます。

こちらの写真では、圧迫感の原因だったロフトベッドを無くすお片付けをしただけで、こんなに空間が広く感じられるようになりました。

空間の中に可愛い小物を置いたとしても、お部屋に入ってきたときに真っ先に圧迫感があると、そちらに視線が行ってしまいます。

お部屋の中にインパクトのある圧迫感がある場合、小物を買うより先に、圧迫感を無くすお片付けが大切です。

まとめ

今回のコラムではおしゃれなお部屋にならないときに見直したい5つのポイントについてお伝えしました。

これらのポイントに共通して言えることは、家具などおしゃれなインテリアアイテムに目が行きがちになってしまいますが、先に物を減らすことが大切、ということです。
そして、インテリアは、一つの空間に、様々な家具を入れるため、相性やテイストが近いものを選ばないと、ちぐはぐな印象になってしまうのです。

可愛い!と思うとつい家に迎え入れたくなってしまいますが、一度冷静になって今の自宅に合うか、今回お伝えした5つのポイントを意識してみてくださいね。