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先日、お客様から「お部屋をきれいにしたいと思っているのに、洗濯物が溜まってしまい、そこを中心にお部屋が散らかり、リバウンドしてしまう・・・」というお悩みを伺いました。

他にも、「洗濯物を畳むのが面倒で溜まってしまう・・・」とか要らない物をフリマアプリで出品しようと思ったけど時間が無くてできなかった・・・など「やろうと思ってはいるものの、やる気スイッチが入らずそのまま」という状況を多く見てきました。

そのお悩みやご質問をお受けしてから、自分はどうしてたかな・・・と考えていて、ふとやる気が出ないときに実践している方法があったのを思い出しました。

こちらのコラムでは、やる気が出ない、だけどやらなきゃいけないという状況の時に、やる気スイッチが自分で押せたり、日々の生活の中で面倒に思えてしまう物事を行動に移せるような方法をご紹介します。

このコラムを書いた人
成島理紗
  • 一人暮らし女子のお片付け専門家
  • 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
  • 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
  • KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
  • 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
  • 趣味は収納グッズの情報収集と旅行

やることを細かく分けてみる

まず、やる気が出ないときにおすすめなのが「物事を細分化」してみる方法です。

やる気が出ないときは、やることへのハードルが上がっています。

そのため、ハードルを低くするために、物事を細分化します。

洗濯の例で行くと「洗濯しなきゃ・・・」と思ったところで面倒な気持ちが勝って思考が止まってしまうのです。

なので、まずは洗濯するまでにやる行動を分解してみます。
具体的には

  • 下着は洗濯ネットに入れる
  • クリーニングに持っていくものはクリーニングバッグに入れる
  • 普通に洗えるものは洗濯機に放り込む

まずはこのように、洗濯でやることを細かく分けてみます。

お片付けの場合も同じです。お片付けをしなきゃと思った時に、行動を細かく分けてみると

  • ペットボトルをゴミ袋にまとめる
  • 溜まったDMを仕分ける
  • クローゼットに掛かっている服の見直しをする
  • 本棚から読まない本を取り除く

などになります。

まずはこんな感じでリストアップして小さな目標を作ります。

簡単なことから手を付けてみる

次に、リストアップしたことを、自分が簡単に思える順でやっていきます。
難しいと感じてしまうと、行動力にストップがかかってしまうので、簡単なことからやります。

一つのことが達成できると、何だか次のこともできるような気になっていきます。

その気持ちをエンジンにして、やることを前に前に進めていくのが、やる気が出ないときにおすすめの行動方法です。

朝のうちにやる

私の場合ですが、仕事から帰宅すると、ソファに直行してしまいます。
ソファに行ったとたん、あと10分後に家事をしようと思うのに、10分経ったら頭がぼーっとしてしまってズルズルと休んでしまうことがあります。

そのため、朝布団から出て立ち上がってからの時間が自分の中でゴールデンタイムになっています。

シンクの掃除や食器洗い、洗濯物を畳む、ごみをまとめるは必ず朝のうち、立ち上がった時のゴールデンタイムに済ませています。

やることをやってから、ソファに座る分であれば罪悪感が減って気分が良いです。

そして、朝のうちにやることで、仕事が終わって帰宅したときにスッキリした状態の家に帰れる!ということに気がつきました。

まとめ

今回のコラムでは、やらなきゃと思ってはいるものの、中々着手できないというお悩みに対して、実践していることを書きました。

やることを細かく分けて、簡単順でこなすと、同じ物事もスムーズに進んで『私、やればできる』とポジティブな気持ちになったり、『やらなくちゃ・・・』と悩んでいた時間が、優雅にお茶タイムになっているかもしれません。