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ネットで注文した商品の外箱に付いてくる住所のラベルや、DM、お薬の処方箋など、個人情報が書いてある紙が捨てにくいといったお悩みを伺います。

シュレッダーを使ったり、個人情報を消すスタンプを使って都度捨てるのも、中々面倒ですよね。

今回のコラムでは、捨てるのが面倒な個人情報を簡単に手放せるようになる方法を3つお伝えします。

ガムテープでぐるぐる巻きにして捨てる

1つ目の方法は、ガムテープで個人情報の紙をぐるぐる巻きにして燃えるごみで捨ててしまう方法です。

個人情報の紙を数枚まとめたら、ガムテープでぐるぐるまとめます。
こうするだけで、盗み見されるリスクは減ります。

また、個人情報に限らず、もう見ない年賀状や写真など、膨大な量の紙は、この方法で捨てるのが一番楽です。
意外とお引越しなどでガムテープが2~3個溜まっているお家をよく見かけますが、この方法なら溜まったガムテープも消費出来て一石二鳥です。

キッチンの生ごみと一緒に捨てる

生ごみが入った状態のキッチンの水切りネットの中に、手で破いた個人情報も一緒に入れて、燃えるゴミに出す方法です。

生ごみと一緒に紙を入れることで、捨てた物に触れられるリスクが減らせます。

生ごみのネットから少しでも個人情報が見えるのが気になるようであれば、サニタリー用の中が透けないビニール袋に入れて捨ててしまうのも手です。

ごみ収集車が来る直前を狙って捨てる

昔、川崎市に住んでいた時は、ゴミ収集車から音楽が流れていて、その音が家に近づくとごみが回収されるようになっていました。
なので、お住まいの地域が、このようにゴミ収集直前のタイミングが分かりやすい環境ならばその時を狙ってゴミを出すのも一つの手です。
回収されてしまえば、あとは焼却炉に行くだけなので盗み見されるリスクが減ります。

ゴミ収集車の音が無音の地域は、大体何時くらいに収集の方が来るかを把握する方法だったり
タワマンなどでも、収集してくださる方が何時くらいに来るかは住んでいると大体分かるかと思うので、そのタイミングを狙うのがポイントです。

そもそも、シュレッダーをする意味を考えてみる

このコラムを書きながらも、私自身、自分の個人情報は「内側に折って燃えるゴミで捨てればOK」という考えを持っています。
お客様のお家に片付けをしにいくと、私と同じく見えないように捨てればOKという方が6割くらい。
シュレッダーしたり、スタンプで消したりと、何らかの見えない処理をした上で捨てる方が4割くらいといったイメージです。

個人情報の紙の種類やお住まいの治安状況、近隣の住民に困った人がいるか?によっても、個人情報をどう処理するかが違うと思うので、納得のいく捨て方を実践していくことが一番大事です。

しかし、それと共に、どうして個人情報をシュレッダーしたいのか。シュレッダーしないことで起こりうるリスクは何かを再度確認することで、例えば手で破るだけで捨てても良いと思えるものが増えれば、家に溜まる紙を減らすことも可能な場合があります。

私個人の考え方にはなりますが、私はマンション暮らしで、ゴミ捨て場は一か所。燃えるごみの日までに何袋ものゴミ袋がゴミ捨て場に溜まっていきます。
そんな膨大なごみ袋の中からたった一つの個人情報を漁って見つけるのは超至難の業だとも思うので、住所と名前だけの紙、DM、薬の処方箋、病院の検査結果は内側に折って、ビニール袋から透けて見えなければOKという風にしているので、比較的紙は溜まりにくいです。

万が一、私のごみだとバレて、検査結果に載っている私の体重が公にされても、誰かの話題になるのであればどうぞといった感じです。(笑)

今回の方法で少しでも捨てるハードルが減ったり、思い切って捨ててしまおうと思えるきっかけになれば嬉しいです。