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お片付けをしていたら、クローゼットの奥から「ビデオテープ」が出てきました。
私が10代だった頃はスマホがまだない時代で、映像を残すのにはビデオテープやminiDVと呼ばれるものにデータを入れていましたが、この20年でデジタル化が急激に進んで、ビデオテープをはじめ昔のデータが見られなくなってしまいました。
ビデオテープは、中にどのような映像が入っているか分からないこともあって、簡単に手放せない物の一つです。
再生する機器も無いとそのまま放置されてしまい、家の中にガラクタが増えてしまう原因になります。
そこで、ビデオテープなど昔の映像データをDVDにダビングしてくれるサービスを検索したところ「想い出ビデオDVDダビング工房」というサービスを見つけました。
実際に利用したらかなり便利でしたので、今回のコラムで紹介いたします。
データ処理に困っている方の参考になれば幸いです。
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
思い出ビデオDVDダビング工房とは?
VHSやminiDVを直接送るだけで、DVD化してくれるサービスです。
ダビング可能な取り扱いテープはこちら。
物全般に言えることですが、家にあるテープ類も人間と同じで年をとり、時間が経つほど劣化していきます。古くなりすぎて、「思い出が一生見られない状態」になる前に早速申し込んでみました。
想い出ビデオDVDダビング工房を利用してよかったこと
依頼してよかったことは、見られる方法が無くなって処分しそびれているテープがDVDになって手元に戻ってきてくれたことです。
忘れかけていた思い出が蘇った
テープがDVDに変わったほかに良かったと感じたことは、当時の思い出が手元に蘇ったことです。
ビデオに入っていたのは、主に高校時代の映像でしたが、若いころの自分が動いている姿が見れたり、友人の姿があったりと、忘れかけていた記憶が蘇ったことはいい体験でした。
無駄なスペースが無くなり、場所の節約になった
ビデオテープは見る頻度が少ない割に、収納場所をとります。
同じスペースに、推しグッズが収納出来たり、読みたい本を収納できた方がよっぽどスペースが活用され有意義です。
今回ビデオテープが無くなって、DVD化されたことで、棚の一部分がぽっかり空いたので、いつか処分しなきゃなと思うものが無くなり、空間も心もすっきりしました。
依頼方法や動画のクオリティは?
依頼方法はシンプルでした。
専用フォームに入力して、ビデオを梱包して送るだけです。
専用の送付キットは無いのがちょっと手間ですが、ここを乗り越えればあとはデータが返ってくるのを待つだけです。
一番単価の安い「ゆったりコース」で依頼。ダビング1本あたり550円~。
私の場合、急ぎで見たいデータもは無いので(何が入っているかも分からないため)一番安いプランのゆったりコースで依頼しました。
90日営業日で発送とのこと。
届いた動画の質は十分満足
届いた動画の質ですが、十分に満足できるクオリティでした。
もう見られないかなと思っていたものが、この画質で見られるなら1本550円はかなり妥当な金額だと思いました。
昔のテープをデータ化しての後日談
ダビングしたDVDが手元に届いてから半年が経過しました。
実際のところ、あれから1度もDVDを見ていません。
ビデオテープの中の映像が一体何なのかが分かった安心感と、もう20年近くも見ていなかったデータは無くても大丈夫、と心の整理ができたのだと思います。
そう思うと、中身は何だろう・・・とモヤモヤしながらずっとビデオテープを持ち続けることは、スペースの面でも気持ちの面でも勿体ないことなのかもしれません。
そのような新しい視点にも気が付くことができて、改めて思い切ってデータ化してみて良かったと思いました。
ちなみに、ビデオテープが再生できる機器は2016年に生産を終了していた、と先日テレビ番組で放送されているのを見ました。ダビングサービスがあるのも、今だけかもしれません。
家に、謎のビデオテープがある方は、是非利用してみてはいかがでしょうか。