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今の家に引っ越してきて、もうすぐ6年目になります。

今回のコラムでは、ガラステーブルを5年使用したら、どんな状態になるかをレビューしたいと思います。
というのも、自分がガラステーブルを買おうと思った時は、レビュー記事が少なかったからです。

圧迫感のない家具に憧れる人は、一度は検討するであろう「ガラステーブル」。

実際に使ってみての経年変化やメリットデメリットをお伝えします。

このコラムを書いた人
成島理紗
  • 一人暮らし女子のお片付け専門家
  • 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
  • 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
  • KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
  • 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
  • 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
  • 趣味は収納グッズの情報収集と旅行

自宅のリビングテーブルを「ガラステーブル」にした理由

そもそも私がガラステーブルに憧れたのは、宮古島のヴィラに泊まった時、使われていたテーブルがガラステーブルだったことです。

ガラステーブルの圧迫感の無さ、光を浴びて床に映り込む陰影、ガラス下にディスプレイができること、食器を置いた時の浮遊感・・・全てにおいて自分好みで、木のテーブルしか使ったことの無い私にとっては一目惚れ状態でした。

新居引越しに伴いガラステーブルを検索していると、自分の希望に合うガラステーブルに出会い、購入することに決めました。

▼ガラステーブルを購入した当初

使い続けていくと傷はどうなる?木製のテーブルとの違いは?

しかし、購入前に気になっていたのが、「お掃除面」と「割れる心配」です。
この2点が使い続けてどうなったのか?をまずはレビューします。

5年経ってもつやつやのまま。

買った当初はツヤツヤのツルツルだったガラステーブル。
5年経つとどうなるか心配でしたが、今もキズが目立たずにきれいな状態です。

テーブルの拭き掃除をしていると「よく見たら細かい傷がいくつかある」と感じます。しかし、光が反射するためキズがあまり見えないので、全く気になりません。
大雑把な性格の私からすると、木製テーブルの方が、素材が木で柔らかいのでもっと傷が付いていただろうなと思います。

そして、お掃除面についても、想像していたより気にならなかった、というのが率直な感想です。
付いてしまう汚れは、食べこぼしや指紋ですが、天板がガラス製なのでツルっと拭けます。
木製テーブルの方が、水滴や油の跡が付いたときに、油汚れが拭いても中々落としにくかったので、お手入れはかえってガラスの方が簡単でした。

5年経ってヒビや割れは無し

5年経って、今のところヒビや割れはありません。
ガラスの厚みによりますが、普通に使っている分には特に割れるリスクは無さそうです。

ガラステーブルのデメリットは?

次に、5年使い続けて分かったガラステーブルのデメリットについて。
デメリットは5つあります。しかし、どのデメリットも工夫次第で無くすことが可能でした。

食器を置くときの音が気になる

まず、気になったのが食器を置く時の音。
木製テーブルを使っていた時は、ガラスのコップや陶器のお皿をテーブルの上に置いても音を気にしたことがありませんでしたが、ガラステーブルにすると置くたびに食器がぶつかり合う音がします。

音が気になる方は、コースターやランチョンマットがあると良いかと思います。
(私は面倒くさがりなので、コースターやランチョンマットは無しで使用しています。)
最初は、違和感があり気になっていましたが、使っていくうちに身体が慣れて、音がならないように静かに置くようになり、今は全然気になりません。

熱いものを置くときは気を遣う

次に、熱いものを置くときです。
ガラステーブルの製品によって、耐熱温度が違うので、購入前に確認しておくことをおすすめします。
木製のときはガンガン熱いものを置いていましたが、ガラスは温度差に弱いので、熱すぎる食器をテーブルに置くときは注意しています。

カップはボダムに買い替えしました。このグラスだと、2重構造になっているので直接置いても熱を気にせずに済みます。

移動するとき重たい

ガラス製なので、重いです。
お掃除のときにちょっと移動したい場合、女性一人で持ち上げるのは難しい製品もあります。
自宅では、ラグを敷かない暮らしをしているので、ガラステーブルの脚にダイソーの家具が滑るシールを貼って、お掃除のときに簡単に動くようにしました。

持っていたマウスが反応しなかった

これが私の中で一番の盲点だったと思います。

仕事用マウスのセンサーがガラス面で反射してしまい、反応してくれませんでした。
もし、ガラステーブルで作業をしたいのであれば、マウスパットを置くか、レーザー式orトラックボールのマウスにした方が良さそうです。

ディスプレイはしなくなる

引越し当初はワクワクしながらガラステーブルの下に間接照明を仕込んでいましたが、ルンバを掛けるのに邪魔になってしまいテーブル下にインテリアを置くのはやめました。

置いていた間接照明はリサイクルショップへ・・・。
良い勉強になりました。

ガラステーブルのメリットは?

先程デメリットを紹介しましたが、デメリット以上にメリットが大きいと感じています。

見た目がおしゃれ。5年経った今でも、このテーブルにして良かったと思う。

5年経った今も、毎日目にするガラステーブル。
やっぱりこのテーブルにして良かった!の一言につきます。

コーヒー一つ置いただけでもこんなに絵になります。

朝、ボーっとリビングで過ごす時も、窓からの光がガラスを通って織りなす優しい影に癒されます。

自分の好きな家具が毎朝目に入ると、気持ちが洗われるようです。

掃除が苦手でもなんとかなる

先程も記述した通り掃除が楽です。
ガラスの表面がつるっとしているおかげで、時間が経った汚れも拭いたらきれいになります。
掃除が苦手な私でも、何とか使いこなせています。

私が購入したFrancfrancのテーブルは廃盤に。後継品はこちら

私がFrancfrancのテーブルを購入したのは約6年前。

そのため、購入したときのガラステーブルはもう品揃えから無くなっていました。
後継品はこちらのようです。

ちなみに、私の中でガラステーブルを選ぶときに譲れないポイントがありました。
それは、テーブル脚と天板が一体成型(継ぎ目が無い形)になっていること。

テーブルの天板がガラスで、脚が木材やスチールなどの異素材になると、下の写真のように接合部に金属金具が付いてしまいます。

気にならなければ全然良いのですが、金属金具が付くとオフィスっぽい雰囲気になる気がしてしまったこと、数年後に接合部のほこりが目立ちそう、という理由で、金具や継ぎ目のない一体成型のガラステーブルにすることが私の中で絶対条件でした。

ガラステーブルと言ってもいろいろな形や色があるので、最初にどんなテイストにしたいのかお部屋のイメージを決めてから選ぶのがおすすめです。

まとめ

今回のコラムでは、ガラステーブルの経年変化やメリットデメリットをお伝えしました。

自分自身、ガラステーブルはいつまできれいに使えるんだろうと購入当初は疑問に思っていましたが、今のところは大丈夫です。
ガラス素材の物が好きなので、一生モノとして使っていきたいです。

また、数年後の節目に、どんな状態になったかをレビューできればと思います。
ご覧いただきありがとうございました。