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良い香りで日々の癒しになってくれる香水。
気分によって香りを変えたり、ボトルの可愛さに惹かれて、ついつい数が増えてしまう方も多いかと思います。
しかし、実は香水にも「使用期限」があります。
使用期限が切れてしまった香水は思わぬ肌トラブルの原因に繋がってしまったり、購入当時と香りの質が変化して香りに敏感な方にとって悪臭に感じる原因になってしまいます。
今回のコラムでは、香水の使用期限と古くなってしまった香水の正しい捨て方についてお伝えします。
香水の使用期限はどのくらい？
まず、香水の使用期限についてお伝えします。
香水の使用期限は
- 未開封の場合：製造日から３年
- 開封済の場合：１年
と言われています。
管理状態によっては、上記の期間以上に長持ちする場合も考えられますが、香水にも鮮度があります。
古い香水をつける事で、肌トラブルが起きたり、自分では気づかぬ悪臭を放っていたら自分の質を落とすことに繋がります。
そうならないためにも最近使っていない香水は思い切って手放していきましょう。
香水の手放し方
次に、香水の手放し方についてお伝えします。
手放し方は大きく分けて３通りあります。
売る
一つ目は、買取依頼です。
大手のリサイクル業者では、香水の買取はあまり行っていない印象がありますが、エコリングさんだと香水の買取をしているようです。
状態によって、査定は変わりますが、捨てることに罪悪感を感じてしまう方には売る方法が一番お勧めです。
再利用する
コットンに香水を染み込ませて、クローゼットの隅などに置くことで、ルームフレグランスとしていい香りを空間で楽しむことができます。
ただし、使わない香水は、そもそも香りに飽きて使わなくなったものもあるかと思います。
また、ボトルの中の残量が多いと、ルームフレグランスとして使い切るまでにかなりの時間が掛かります。
再利用する手間が大きいと、手放すまでに時間が掛かります。
古い香水をいつまでも置いているのは運気を下げることにも繋がりますので、よっぽど再利用したいと思うモノ以外は潔く手放しましょう。
手放す
前述した通り、売ったり再利用する手間を考えたときに、一番早く片付くのは手放してしまうことです。
古いものを手放すことで、また新しい香水に出会えます。
自治体によって捨て方は異なりますが、香水には正しい捨て方があります。
それは、中身を出してから、捨てる事です。
しかし、香水は中身が出ないよう頑丈な作りになっています。
香水の中身を出す方法
用意するものは
- ニッパー
- 要らないタオル（新聞紙）
- 臭いが漏れない袋（ジップロックなど）
です。
液体がこぼれる可能性があるので、タオル（新聞紙）の上で作業してください。
香りも強いのでベランダなど屋外での作業を推奨します。
まずは香水が出てくるスプレー穴部分を上に持ち上げます。
手で簡単に取れました。
次にニッパーを使って、シルバーの縁に切込みを入れていきます。
シルバーの縁を剥がしていきます。
次に中央部分の白い芯を少しずつ上に向かって引き抜いていきます。
今回の香水瓶は、中央の芯（ストローのようになっている部分）が透明の樹脂で覆われていたので、そちらもニッパーで切込みを入れながら、引き抜いていきます。
ここまでくると、スポッと簡単に抜くことができました。
中を覗くと、まだバネが残っています。
周りの樹脂部分と一緒にゆっくり引き上げていきます。
中の液体が見えるような状態になりました。
この時点になったら、中身をタオル（もしくは新聞紙）に染み込ませていきます。
染み込ませたものは、用意しておいたジップロックに密閉して燃えるゴミへ。
香りが配管を伝わってしまうので、香水そのものはトイレや洗面所には流さないようにしてくださいね。
瓶の縁に残っている金具にニッパーで切込みを入れて引きはがしていきます。
これで、完全に空の状態になりました。
瓶の構造にもよりますが、大体10～20分くらいで開けられます。
私の住む地域では、瓶は燃えないゴミ、フタ（プラスチック）はプラスチックゴミ、布に出した中身は臭いが漏れないようにジップロックに密閉した上で燃えるゴミに出しました。
まとめ
今回のコラムでは、香水の期限と手放し方についてお伝えしました。
自力で処分するのは少し大変ですが、私自身もその経験をすることで、買い物をするときに安易に買わないようにしよう！と教訓にすることができました。
お片付けサービスをご依頼いただいた方は、当方で香水を捨てるのもお手伝いできますよ。
