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りさ
こんにちは!おへやアレンジメントの成島です。

突然ですが、みなさんのご自宅のキッチンには、使いかけのスパイスはありますか?

キッチンのお片付けをしていると、よく出てくるのが、賞味期限切れの使いかけスパイスたちです・・・!!

お料理をしようと思って、意気込んで買ったものの、そのときに使うスパイスの分量ってほんのちょっとなんですよね。

パセリであれば、お料理に振りかけて消費すれば良いかな?と思えるのですが、カルダモンやターメリックなどちょっと使い方に困るスパイスだと普段の料理に代用しにくいこともあって、気が付いたら賞味期限切れになっていた、という経験をなさった方もいるのではないでしょうか。

スパイスが使いきれない理由は、スパイスのボトル1本を使い切るペースよりも、賞味期限を迎えてしまう時間の方が明らかに短いからです。
そのため、気が付いたら賞味期限が切れていた、という事が起こってしまいます。

今回のコラムでは、1人暮らし女子宅にてよく見かける「賞味期限切れスパイス」を減らす工夫と、賞味期限が切れそうなスパイスをうまく活かす裏ワザについてご紹介していきます。

スパイスの捨て時はいつ?

まずは、スパイスの捨て時についてお伝えします。

日本安全食料料理協会のHPによると

  • 基本的にスパイスは「乾燥させたもの」であるため、そもそも腐るものではない

と書いてありました。
なので一見、賞味期限が無いように思えます。

しかし、年月が過ぎるほどスパイス本来の風味が落ちてしまうので、できるだけ早いうちに使った方が美味しく食べられると記載がありました。
そして、パウダー状のものは特に空気に触れる面積が大きいため香りや風味がどんどん落ちていくそうです。

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りさ
確かに、コショウも開栓したばかりの時が一番いい香りがしますが、残り少なくなってくると当初の香りや風味が薄れる感じがしますよね。
他のスパイスも同じように時間の経過とともに劣化していたのかもしれません。

その点を踏まえて推奨される使用期限は

  • 開封後は賞味期限関係なく半年を目安に使い切る、ということがポイントになってきます。

それ以上過ぎていたら、また新しいスパイスを買った方が、雑味にならず美味しい料理が作れます。
もし、賞味期限を見てみて半年過ぎているようであれば、開封して半年以上経ったということになりますので、潔く新しいスパイスを買った方が得策ということです。

とはいえ、スパイスは少量でも結構いいお値段なので、一度買ったらなるべく美味しい状態で保管して、使いたいときにサッと使えるようにしたいですよね。

次の項目では、余りそうなスパイスの保存方法や、賞味期限間近のスパイスを上手に使いこなす技についてお伝えしていきます。

スパイスロスを減らす裏ワザ3つ

余ったスパイスと上手に付き合う方法は3つあります。

それは

  1. 賞味期限を可視化する
  2. スパイスを良い状態に保って美味しい期限を延ばす
  3. スパイスを効率的に使い切る

のどれかの方法です。

賞味期限を可視化する

まずお伝えしたいのが、賞味期限を可視化する方法です。

やり方としては、いたってシンプルです。
スパイスのフタ部分に賞味期限を貼っておくだけ。

そもそもスパイスの賞味期限がうっかり切れてしまう理由の一つに、賞味期限が見えにくい・分かりにくいといった理由が挙げられます。

こちらは、自宅にあったスパイスですが、賞味期限の表示がかなり小さいのが分かるかと思います。

ちなみに、このような記事を書いておきながら、賞味期限が切れていますね!!!

要するに、お片付けを職業にしている私の目さえすり抜ける文字の小ささということです。

スパイスの賞味期限は、このようにして瓶の側面に書いてあることがほとんどです。
でも、スパイスのボトルって立てて収納しておくことが多いので、わざわざ取り出さないと賞味期限が見えないんですよね。

なので、上から可視化できるようにするだけで、ロスを減らすことができます。
ゆとりのある方はスパイスだけでなく、防災食も賞味期限を大きめに書いて貼っておくだけで食材ロスが減らせますよ。

賞味期限が分かりやすくなっていれば、「いつまでに使い切るか」というカウントダウンがしやすくなるため、スパイスを使い切るための計画が立てやすくなります。

開封してしまったスパイスは冷凍保存する

次にご紹介するのが、スパイスを開封してしまっても、なるべく質を落とさずに美味しく保管する方法です。
その方法は、冷凍保存することです。

ただ、ポンと冷凍庫に入れるだけだと香りが減ってしまったり、元々の冷凍庫の臭いが移ってしまい、せっかくのスパイスの機能が台無しになってしまいます。
なので、冷凍庫保存するときは、ジップロックに入れて香りが飛んで行かないようにして保管するのがおすすめ。

フレッシュさが保てるので、なるべく美味しい状態で長持ちさせたい場合は冷凍庫に入れましょう。

マヨネーズ作戦・カレー作戦で消費する

最後にご紹介するのは「マヨネーズ作戦とカレー作戦」です。
マヨネーズ作戦は、余った乾燥ハーブ+マヨネーズを適量混ぜ合わせて、お野菜やポテトのディップにして消費する方法です。

スパイスの場合だと、マヨとの相性が合わないことがあるので、カレーに少しづつ紛らわせて徐々に消費するとスムーズに減らせます。

賞味期限が切れそうになったとき、ただ捨てるのは勿体ない!と思う方も多いはずです。

私自身いつもスパイスを余らせている張本人なので、レシピを探してお料理で頑張って使い切るよりもマヨかカレーに紛らわせて手軽に消費する方が普段の食事に取り入れやすいことが気が付きました。
スパイスそのものにも効能があるので、身体にも良く一石二鳥です。

お困りの方は是非試してみて下さい。

まとめ

お家にスパイスがあると、お料理の幅も広がります。
しかしながら、思ったよりも賞味期限が早く来てしまうスパイスたち。
少しでも工夫して、ロスを減らしていきましょう。

私も、うっかり期限が切れたスパイスが減るように頑張ります!