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インスタなどのSNSを見ていると壁に時計や絵、小物などを掛けたすてきなインテリアを見かけることが多いと思います。

実際にお片付けの現場でも、お部屋の壁に時計や絵、インテリア小物を掛けたい場合に、どのようなグッズを使ったらよいですか?とご質問いただく事が多くなりました。

ですが、お住まいが賃貸の場合は、壁に穴をあけてしまうと退去の際に負担を請求されてしまう可能性もあるので気を使いますよね。

そこで、そのようなお悩みを解決するため、こちらのコラムでは穴が目立ちにくいおすすめの壁掛けフックについてご紹介します。
お家の壁にものを掛ける際の参考にしていただき、お部屋のインテリアを楽しんでみて下さいね。

お家の壁がどのタイプかを知ろう

おすすめの壁掛けフックをご紹介する前に、壁掛けフックを選ぶときの大切なポイントをお伝えします。

それは、自宅の壁に合う壁掛けフックを使うことです。
なぜなら、自宅の壁の種類によって使用できる壁掛けフックが変わるためです。
折角フックを購入したのに壁に合わない商品を選んでしまうと、そもそも壁に付かなかったり、壁に合わずフックが落下して大切なモノが壊れてしまう場合もありますので、必ず確認が必要となります。

壁の種類の調べ方としては、壁の目立たない場所に画鋲を刺してみるという方法が一番分かりやすいです。

  1. 画鋲を壁に刺したときに画鋲針先端に白い粉が付く→石膏ボード
  2. 画鋲が刺さらない→コンクリ壁
  3. 画鋲は刺さるけれど針先端に白い粉が付かない→木質壁

というように分類されます。

こちらのコラムでは、①の石膏ボードに使える壁掛けフックをご紹介します。
コンクリ壁におすすめの壁掛けフックは別コラムでお伝えしますね。

ちなみにそのほかの注意事項としては、お住まいの物件によっては画鋲がNGな場合もあります。

ご自宅がこれからご紹介するフックを使っても大丈夫かどうか分からない場合は、管理会社さんに聞いたり、賃貸契約書を確認するのが確実ですので、退去の際にトラブルにならないよう事前に確認しておくとスムーズです。

おすすめの壁掛けフック(石膏ボード)

それでは、石膏ボード(画鋲が刺さり、画鋲の針先端に白い粉が付く場合)に使えるおすすめの壁掛けフックについてご紹介していきます。

壁美人

ご自宅の壁が石膏ボードだった場合、私の一番のおススメ壁掛けフックは「壁美人」という商品です。
ホームセンターに行くと沢山の種類の壁掛けフックが売られていますが、個人的に、最近はこちら一択になっています。

こちらの商品は、ホチキスの芯を壁に打ち付けて設置します。
それだけは手間に感じますが、ホチキスの芯は画鋲よりも細いのが特徴で、壁から外しても穴が目立ちにくいのが特徴です。
それなのに耐荷重はしっかりしているので重宝しています。

時計用フック

壁美人時計用フックの場合、耐荷重は5キロもあります。

バッグなどを掛けたい場合

少し重たいバッグを掛けたい場合はフックタイプの製品がおすすめ。

過去には、壁美人を使ってトイレに棚を作りました。

穴が目立ちがちな商品

私は普段、整理収納アドバイザーということもあり、色々な壁掛けフックを試すことが多いです。

その中で、外してみたら、穴が大きかった…という商品もありましたので、これから壁掛けフックを使う方が同じ失敗をしないようにお伝えします。

無印良品 壁に掛けられる家具シリーズ

まずは、こちら。無印良品の壁に掛けられる家具シリーズです。
商品によっても差があるかと思いますが、以前壁に付けていたものを外したら、穴のサイズが思っていたよりも大きく感じました。
こちらが壁から外した際の写真です・・・。

私の家は分譲なので、原状復帰を求められることはありませんが、賃貸だったら…と思うとちょっとドキッとしました。

離れて見てみると、穴が目立ちます。
他の壁でも使いましたが、取り外すと穴は少し大きめ。ちょっと気になります。

製品としては、設置するだけでおしゃれになるのでお気に入りですが、賃貸の方は注意した方が良さそうです。

針が細い画鋲

穴が目立たない細針タイプの画鋲を使い場合も要注意です。
このタイプの画鋲は、壁に刺した際にできる穴が小さく済むように針が細くなっています。
そのため、何を掛けるかによりますが、少しでも重たいものを掛けると針が耐えられなくなり折れることがあります。

私の場合、軽い木材のフレームを留めるために使ったら、重さに耐えきれず数時間後に壁から落ちたことがありました。
針の細い画鋲を検討している方は、ポストカードくらいであれば大丈夫ですが、それ以外のモノを掛ける場合は注意が必要です。

まとめ

こちらのコラムでは、賃貸でも使える穴が目立ちにくい壁掛けフックをご紹介しました。
壁掛けのインテリアは見た目がすてきなのはもちろんですが、床にものを置かずに済むというメリットもあります。
ご自宅の壁にあった壁掛けフックを使って、壁掛けインテリアを楽しみましょう。