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普段何気なく使うトイレ。
そんなトイレをお気に入りの空間にしようと思い、DIYで棚をつけました。
賃貸でも出来る簡単な方法で、トイレのインテリアを楽しむことが出来るので、その方法をお伝えします。
- トイレに棚を付ける方法
- おすすめのDIYグッズ
- トイレのインテリアのコツ
ビフォー
まずは、DIYをする前のトイレの様子をお伝えします。
我が家のトイレは飾り棚などがないため無機質な空間になっています。
築40年の古いマンションなので、空間正面に点検扉もあり見た目が良くないのも気になります。
そこで、インテリアのスペースとして棚をつけることにしました。
事前準備
事前準備として、まずはどのような空間にしたいかイメージしました。
ざっくりですが、このようなイメージにしたいと考えました。
棚板を付けた上に壁パネルを設置して、何としても見栄えの悪い点検扉を隠したい…!!
私の家は分譲ですが、点検扉は恐らく共用スペースなので、棚や壁は何かあったときに簡単に取り外しできるよう考えました。
次に壁掛け棚を付けたい箇所の寸法を測り、ホームセンターで棚板をカットしてもらいました。
私の家のトイレ室内幅は835㎜でしたが、築年数が古いほど建物躯体にゆがみが生じているので棚板のサイズは実際の幅よりもマイナス10㎜でオーダーしました。
次に、今回のDIYでは壁美人というホチキス針で板を固定するグッズを使うため、画鋲が壁に刺さるかを確認。
同じ1枚の壁に見えても画鋲が刺さる部分と刺さらない部分があったりするので、確認必須です。
使用したDIYグッズ
今回のDIYで使ったのはこちらの2つです。
壁美人 壁側金具「12K」 2枚セット ホワイト
1つ目は壁つけのDIYではおなじみの「壁美人」シリーズの壁側金具「12K」 2枚セット ホワイトです。
こちらの商品はホッチキスを使って壁に固定するため、壁に跡が付きにくく、賃貸でも使用できる場合があります。
(賃貸でDIYをされる場合は念のため、管理会社等に確認しておくと安心です。)
棚板(ポリパネルボード)
もう一つのグッズは棚板です。
ホームセンターに売っているポリパネルボードを使いました。
こちらのボードは耐薬品性にも優れているのでお手入れもしやすく、比較的軽量で棚板にも適しているとのことでしたので選びました。
購入時に指定の寸法にカットしてもらいました。
DIYの様子
それではDIYの様子をご紹介します。
完成イメージの確認
購入した棚板を実際に当ててみて、完成イメージを確認します。
今回のDIYでは奥の壁にある配線のドア下に設置することにしました。
マイナス10㎜でカットしたため、壁と板のあいだにわずかな隙間が生まれて、詰まることなく
納めることができましたが、それでも築40年建築のゆがみがありギリギリの寸法でした。
築年数が10年以上経っているお家の場合は、同じ横幅だったとしてもカウンターを置きたい位置の手前と奥の2か所以上を採寸することをお勧めします。
壁美人のとりつけ
続いて壁美人を取り付けます。
壁美人はホチキスでつけるため、商品のパッケージにホチキスの芯が同封されています。
取り付ける前に、取り付け場所を確認します。
私の家の場合は点検扉の出っ張りを利用して、壁美人と扉の出っ張りでカウンターとなる板を挟むようなイメージで設置をしていきます。
壁美人を付ける際はホチキスを壁に押し当てるようにして、固定していきます。
力が無くても簡単につけることが出来るので一人暮らしの女性にもおススメです。
一つの穴に2つの芯を付けて固定します。
こちらの写真のように横と奥の2箇所に取り付けました。
本来ならば、点検扉の出っ張りを利用して、両サイドの左右壁に壁美人を設置しようかと思いましたが、思いのほか棚板寸法が空間ギリギリだったので今回は左壁と正面右寄りの壁に設置をしてみました。
何とか棚板ががたつかずに設置が出来ましたが、本来であれば、下記のように4か所で壁美人を固定するのが良さそうだと思いました。
棚を設置
壁美人をつけたらその上に棚を設置します。
設置というより、金具の上に「置くだけ」の簡易仕様です。
DIY終了後
DIY終了後の写真がこちらです。
作業時間は20分くらいで女性一人でも簡単に作ることが出来ました。
金具の上に直接板を乗せるだけの簡易棚ですので、点検の際などはすぐに取り外すことも可能です。
壁パネルの設置
次に壁パネルを作っていきます。
空間の横幅とカウンターから吊り戸棚までの高さ寸法に合わせプラダンをカット(+継ぎ貼り)しました。
こちらのパネルに壁紙を貼りました。
カウンターと吊り戸棚の間に設置していきます。
カウンターと吊り戸の間にはまりました!
完成&飾り付け
小物を置くとこんなイメージに。
殺風景時代と比較するとこのようになりました。
トイレは窓無し空間のことも多いので、フェイクグリーンを置くことで明るさが出ます。
トイレットペーパーが切れそうになった時に予備を置くのにも使えて便利。
まとめ
今回は壁に土台を付けて、カウンターを乗せるだけの棚をご紹介しました。
元々収納の少ないトイレ空間。そこに棚が1段出来るだけでも、床置きしていたものを減らすことができたり、小物を置くゆとりが生まれます。
賃貸の場合は、壁に小さな穴をあけても良いか確認が必要となりますが、釘やネジなどの大きな穴が開かない壁美人を使ったDIYは女性一人でも気軽にできると感じました。
今回使った商品はこちら。