チェスト型収納は、リビングやクローゼットで活躍する便利アイテムですが、『収納力は十分?』『見た目がお部屋に馴染む?』など選ぶ際に迷うポイントも多いですよね。

本記事では、整理収納アドバイザーの筆者が失敗しないチェスト収納の選び方おすすめ製品を詳しくご紹介します。

新生活に向けて、チェストを新調する予定の方や、買い替えを検討している方の参考になりましたら幸いです。

このコラムを書いた人
成島理紗
  • 一人暮らし女子のお片付け専門家
  • 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
  • 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
  • KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
  • 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
  • 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
  • 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
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チェスト選びで重要な4つのポイント

はじめに、チェスト選びで欠かせない4つのポイントを紹介します。

収納力の見極め方

まずは収納力について。
特に注意しておきたいのが引き出しの深さ部分です。

引き出しの深さが合っていないと

  • 深すぎる引き出し→入れた物が底に埋もれる
  • 浅すぎる引き出し→引き出しを開け閉めする際に中身が引っかかる

といったデメリットが出てしまいます。

折角購入したチェストが使いにくかったらショックですよね。
チェストの中に何をしまいたいのかでも、選ぶ製品は変わってきますが、一般的にお洋服や日用品をしまうなら、1段の有効寸法(高さ)が15㎝~20の製品が使いやすいです。

商品選びの目安にしてみてください。

おしゃれで空間に馴染む見た目

次に気をつけたいのが、チェストの見た目です。
チェスト収納は空間に置いたときに存在感が出やすい家具の一つです。

お部屋に置くなら、木製もしくは中身が透けて見えないプラスチック製がおすすめです。

インテリア初心者さんの場合は、カラー選びの際は壁もしくは床のカラーに合わせたものを選ぶこと
形を選ぶ際は、なるべく凹凸の少ない製品を選ぶことで、空間から浮かずお部屋に馴染みます。

完成品vs組み立て式の選び方

チェスト収納には、製品が予め完成した状態で届く「完成品」と、パーツが届いて自分で組み立てる「組み立て式」の2通りの製品があります。

おすすめは、製品が届いてからすぐに使える完成品の製品です。
組み立て式は、費用が抑えられるのはメリットですが、組み立ての手間や、組み立てがうまくいかないと引き出しがガタガタして使いにくいといったデメリットに繋がる場合もあるので注意しましょう。

お掃除のしやすさも要チェック

チェストは一度設置をすると、中々動かすことはありません。
そうなると、チェストを使い始めてしばらく経った頃には、チェストの周りや床にホコリが溜まってしまいます。

チェストの形状によっては、隙間から引き出し内に埃が侵入することもあります。

ホコリが溜まると、ハウスダストなどのアレルギーが発症してしまう可能性も。
製品自体のお掃除がしやすい製品を選ぶことで、見えない部分もきれいな空間をキープできるようになります。

チェストを選ぶポイントをまとめると

  • 収納力
  • 見た目
  • 完成品になっているか
  • 掃除のしやすさ

です。一度購入したら買い替えるのは大変なので、しっかりチェックしておきましょう。

収納アドバイザーがおすすめする最新チェスト

失敗しないチェスト選びを踏まえて、整理収納アドバイザーの私がイチオシの最新製品を紹介します。

フィッツチェストフルフラットとは?

今回お勧めしたいチェストは、フィッツチェストフルフラットという製品です。

こちらの製品は、取手部分の凹凸がフルフラットなデザインになっています。
使用するときだけ、取っ手部分がへこんでくれて、使用しないときはフラット形状になる面白いデザインです。

元祖フィッツチェストの「フィッツプラス」と今回紹介している製品「フィッツチェスト」の見た目を比較するとこんなにスッキリ。

色味もつや消しのマットな質感になったことで、壁紙との馴染みも良く、最初からお部屋に据付ていたようなスッキリデザインになりました。

サイズ展開は、幅65㎝。段数は4段もしくは5段が選べます。

たっぷりな収納力とストレスフリーな使い心地

まず、気になるのが収納力です。
フィッツチェストにお洋服を入れてみました。
1段につきセーターが6~8着入ります。トレーナーなら10枚前後が収納量の目安。

たっぷり収納できます

引き出しの有効深さは高さ15㎝。
厚手のトップスを畳んだ時のサイズに合うので、引き出しを開け閉めする際に引っかからず、ストレスなく使える高さになっています。

引き心地の良さとあんしんロック機能が魅力

また、他のチェストには無い、フィッツチェストだけの特長が、軽やかな引き心地です。

フィッツチェストは、引出のすべての段に特許のサイドローラーを内蔵しているので、どの引き出しを引いても片手でスイスイ開閉できるほどでスムーズに引き出せるようになっています。

また、フィッツチェストの特長が「あんしんロック機能」。
取っ手に手を入れると引き出しのロックが解除されて、引き出しが引けるようになり、取っ手から手を離すと引き出しがロックされるので、チェスト移動時に引き出しが飛び出さない安心の設計になっています。

毎日使うものだからこそ、使用中にストレスの無い製品を選ぶことが、散らかりにくい空間を作ることに繋がります。

掃除の手間を軽減する設計

製品の側面・背面はホコリが入らない1枚板のような構造になっています。

足元に溜まってしまうほこりも、別売りのお掃除ラク脚をつけることでお掃除がしやすくなります。

特にアレルギー体質の方は、ホコリが溜まりにくい製品や掃除がしやすいチェストを選ぶことで、清潔で快適な暮らしをサポートできます。フィッツチェストフルフラットは、背面・側面がフラットな構造で掃除も簡単です。

ほぼ完成品の状態で届きます

フィッツチェストは「ほぼ」完成品の状態でおうちに届きます。

箱を空けると、チェストが出てくるので、あとは自分で「脚」4か所を底面に付けるだけ。

差し込むだけで簡単に取り付け完了するので、組み立てが苦手な方でもすぐに使い始められます。

フィッツチェストをインテリアに馴染ませるコツ|ディスプレイゾーンに活用

さいごに、フィッツチェストをさらにインテリアに馴染ませるコツを紹介します。
チェストそのものがフルフラット形状になっているので、そのまま置いても空間に馴染みますが、チェストの上は、お気に入りのグッズでディスプレイゾーンにすると、空間にも馴染み、自分のお気に入りを飾るスペースに早変わり。

チェストの天板部分は耐荷重10キロの安心設計。
そのため、物を置いてもたわみにくい構造になっています。

ナチュラルインテリアにはホワイトを。
モダンインテリアにはホワイトやグレーを選ぶと空間に馴染みやすいです。

まとめ

今回のコラムでは、チェスト収納の選び方と最新のおすすめ製品をご紹介しました。

収納力も高く、見た目もおしゃれなチェストでお部屋の収納を新調してみてはいかがでしょうか。
収納力抜群のチェストがあると、新生活を快適にスタートできますよ。

この記事で紹介した製品

フィッツチェスト フルフラット

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