一人暮らしの部屋を雑誌やインスタに出てくるような可愛いお部屋にしたいのに、なんだか統一感がなくてまとまらない…そんなお悩みはありませんか?
実は、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、お部屋の印象が大きく変わります。
本記事では、おしゃれな部屋作りのために見直したい5つの重要ポイントを詳しく解説します!


- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
一人暮らし女性向け!おしゃれな部屋作りの4つのポイント
早速ですが、おしゃれなお部屋にするためのポイントをお伝えします。
それは次の4つのポイントに当てはまっていないか?を知ることです。
- 家具の色が多い
- テイストがバラバラ
- 高さや奥行が揃っていない
- モノが出過ぎている
こちらのポイントについてそれぞれ解説していきます。
家具の色が多い
一つ目のチェックポイントは、お部屋の中で使っている家具の色が多すぎないか?という点です。
色は3色に抑える
空間の色味は基本的に3色以内にするとバランスよくまとまります。
例えば、ナチュラルな雰囲気にしたい場合は「ホワイト×ベージュ×ライトブラウン」、シンプルモダンなら「グレー×ブラック×ホワイト」といったように、3色の組み合わせを意識してみてください。

お部屋の色は、床の色、カーテンの色、家具の色、小物の色が全体的に合っているか?を見ていくのですが、特に要注意なのが家具の色です。
よくあるのが、同じお部屋に明るい木目とこげ茶の家具が混在してしまっていること。
家具は存在感があるので、色が目立ちます。
この木目をどちらかの色味に統一するだけでも少しスッキリ見えます。
これから家具を買い足す予定の方は、元々お持ちの家具のカラーに合っているか確認してみてください。
また、今のお部屋を見直ししたい方は、空間に何色の色があるかチェックしてみて、余分な色味の家具を減らしたり、布でカバーして色味を抑えてみるなど変化をつけるのがおすすめです。
テイストがバラバラ
2つ目のチェックポイントは、お部屋のテイストが統一されてるか確認することです。
お部屋のテイストは、大きく分けると4つあります。

このテイストは、同じ空間に混ぜて使ってはいけない、といったセオリーがあります。
エレガントな感じのお部屋に、ヴィンテージ風のインテリアが来ると浮いてしまいます。
単体で見るとそれぞれかっこよかったり、美しい家具だけれど、1つの空間に集合した時にテイストが違うとちぐはぐな感じになってしまいます。
ファッションで例えると、スーツをビシッと着ているのにバッグはリゾートな雰囲気のカゴバックと合わせてしまった感じです。
単体で見るとどちらも素敵だけれど一緒に合わせたら合わないといった現象は、お部屋の中でも起きています。
可愛いと思って買ったのにお部屋に置いたら合わない・・・という場合は、テイストが違っている可能性が大きいです。
家具の高さや奥行が揃っていない
3つ目のポイントは、家具の奥行や高さがバラバラで空間に安定感が無いことです。
お引越しが多いお家だと様々なサイズの家具が増えてしまいがちですが、なるべく奥行や高さを揃えて家具を入れると視線が直線方向に抜けるため、お部屋が美しく見えます。
ちなみにこちらのお写真は、家具を買い替えて、奥行と高さを揃えたビフォーアフターとなります。
(同じ角度から撮ったお写真です。)
壁の左側の家具にご注目頂くと、同じ高さ・奥行で統一したとき、すっきり見えるのがお分かりいただけるかと思います。

これから家具を買い足す場合は、高さや奥行にも注目してみて下さいね。
モノが多すぎるとおしゃれに見えない
4つ目のポイントは、お部屋に出ている物の量を減らすことです。
モノが減ると、お部屋に出ている色味が減るため、一番手っ取り早くお部屋をおしゃれに見せることができます。
元々おしゃれなお部屋にお住いのお客様。
出ている物を更に減らすことで、空間に隙間が出来て、自然と目線が上がり、お部屋が広く感じられるようになります。

物を減らせたら一番良いですが、中々減らせない・・・という方は、収納ボックスを活用し、見せたくないものは隠すのもポイント。
カラーボックスに同じ色味のシートを貼るだけでも、統一感のあるスッキリとした収納スペースが作れます。
まとめ
今回のコラムではおしゃれなお部屋にならないときに見直したい4つのポイントについてお伝えしました。
これらのポイントに共通して言えることは、家具などおしゃれなインテリアアイテムに目が行きがちになってしまいますが、先に物を減らすことが大切、ということです。
そして、インテリアは、一つの空間に、様々な家具を入れるため、相性やテイストが近いものを選ばないと、ちぐはぐな印象になってしまうのです。
可愛い!と思うとつい家に迎え入れたくなってしまいますが、一度冷静になって今の自宅に合うか、今回お伝えしたポイントを意識してみてくださいね。