気づけば部屋がなんだかモワッと重たい…。
外は毎日雨ばかり、部屋干しの洗濯物も乾かないし、クローゼットを開けるとカビ臭いような…。
――そんな梅雨のお悩み、ありますよね。
でも実はこの梅雨のタイミングこそ、収納やお片付けを見直す絶好のチャンスなんです。
今回の記事では、今日からできる「梅雨のお片付け・収納術」をご紹介します。
ジメジメと上手に付き合いながら、気持ちも部屋もすっきり整えていきましょう。

- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
梅雨前にやっておきたい!お片付けチェックリスト
「いつかやろう」と後回しにしていた場所こそ、湿気のリスクが潜んでいます。
梅雨入り前にサクッと見直しておくと、シーズン中も快適に過ごせますよ。
クローゼットや押し入れ、玄関の整理
冬物のアウターやブーツはしっかり乾燥させてから片付けて。
カビの原因になる“湿気を含んだままの服”を減らすことが第一歩です。
衣類はしっかり乾かしてから、圧縮袋に収納すると、湿気や虫食いから守ることができます。
基本的に圧縮袋に入れておけば、防虫効果が期待できますが、脱酸素剤が入っているものが更におすすめ。
服を掛けた状態で圧縮できる製品もあります。
収納スペースが少ないのであれば、クリーニングのお預けサービスに頼むのも手です。
個人的には、リネットやサマリーポケットなどが手軽に使えて便利。
除湿剤・防虫剤の交換
クローゼットや引き出しに入れている除湿剤。前回はいつ交換したか覚えていますか?
半年以上経っているなら、そろそろ取り替えどきです。
先日伺ったお客様のお家でも、冬に買えたばかりの除湿剤がもう取り替えシーズンになっていました。
クローゼットだけでなく、靴箱やキッチンなどに使っている除湿剤も一緒に見直しをしてみてくださいね。
筆者は、引き出しの中+クローゼットのバーには繰り返し使えるタイプの除湿剤を使っています。
天日干しすると、また使えるので経済的。
浴室などの“湿気が溜まりやすい場所”の見直し
カビやすい場所は、この時期こそ徹底チェック。
排水口やゴムパッキンなど、カビの温床になりやすい場所をきれいにしておくと安心です。
お風呂を出たときに、浴室全体に冷水シャワーを掛けることで、湿気を抑えることもできます。
手軽にできる湿気対策ですので、是非試してみてください。
梅雨中に気をつけたい収納ポイント
一人暮らしのお部屋は、限られたスペースをどう使うかがカギ。
湿気をこもらせないために、ちょっとした工夫で差が出ます。
湿気がこもりやすい場所の通気対策
パンパンに詰まった引き出しやクローゼットは、風通しが悪くカビのもと。
「着ていない服」はこの機会に見直して、余白のある収納を目指しましょう。
1階にお住まいの方や、湿気が溜まりやすい間取りの場合は、クローゼットを開けて、扇風機やサーキュレーターで風を送るのもおすすめ。
カビ予防に効く収納テク
靴箱や引き出しには、重曹を置くだけで簡単除湿ができます。
ガラス瓶に重曹を入れて、布と輪ゴムでフタをしたものを玄関に置くだけ。
ティーツリーやラベンダーのエッセンシャルオイルを垂らして置けば、防虫効果も得られます。
濡れた傘やレインコートの一時置き場アイデア
帰宅後の濡れた傘やレインコートをそのまま玄関に置くと、湿気がこもってしまいます。
突っ張り棒やハンガーフックを活用して“干す場所”を確保しておくのがおすすめ。
まとめ
毎日忙しく過ごしていると、お片付けや収納はつい後回しになってしまいがち。
でも、梅雨のタイミングで「湿気」と向き合うことで、暮らしはもっと快適になります。
無理に全部やらなくてもOK。
まずは今日、「クローゼットの除湿剤をチェックする」だけでも立派な一歩。
あなたの部屋がもっと心地よい空間になるよう、できることから始めてみませんか?
梅雨の時期こそ、収納をリセットするチャンスです。
本格的に雨のシーズンに入る前に見直してみましょう。
おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
整理収納アドバイザー1級とインテリアコーディネーターの資格を持つプロがご自宅のお片付けを行います。
