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皆さんはお部屋のインテリアを作っていくときにどんなことに気をつけていますか?
お気に入りのアイテムを買ってきて、いざお部屋に置いてみるとなんだかいまいち・・・そんな経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
お部屋のインテリアで大切なことは「統一感」です。
この記事では、統一感のある素敵なお部屋の作る際のポイントをお伝えします。
統一感のある部屋を作るポイントは?
結論からお話しすると、統一感のあるお部屋を作るポイントは、
この3つです。
これらがバラバラになってしまうと、せっかくの素敵な家具も良さが引き立つこと無くもったいないことになってしまいます。
逆に言えばこの3つを守ることで、統一感のあるお部屋作りができます。
これからお伝えするポイントを実践して統一感のあるすっきりしたお部屋を作りましょう。
色を選ぶポイント
1つの空間に使う色は3色までに!
色選びの際に大切なことは3色までに抑えることです。
例えば同じ空間でも3色使ったお部屋と倍の6色使ったお部屋を見比べてみましょう。左側が3色使い、右側が6色使いです。
同じ部屋イメージなのに、右の多色使いの方が落ち着かず、狭く見えませんか。
以前住んでいたお家からそのまま家具を持って来たり、インテリアの趣味が変わってくると、この現象が起きやすくなります。
今すぐお部屋を変えたい!と思ったら、クッションカバーやベッドカバー、ラグで統一感のあるものに少しづつ変えていき、色数を3色までに抑えてみましょう。大きな家具は床の色や壁色に合わせると失敗しにくいですよ。
木目の色にも注意!
意外と盲点なのが家具の「木」の部分のカラーです。というのも、木目の色は大きく分けると赤系統と黄色系統の色があります。(本当は紫っぽいものだったり黒系統もあるのですが、長くなってしまうので今日は2つだけ覚えてください。)
口頭で説明するよりも、実物を見たほうが早いので、こちらの画像をご覧ください。
こちらの写真は「赤系統」の木目です。
こちらは「黄色系統」の木目カラーです。
違いがお分かりいただけますでしょうか。例えば同じ「ダークウッド」の色でも赤系と黄色系があります。左が赤系、右が黄色系です。どちらも同じこげ茶色ですが、実はよーく見ると違うんです!
木目の家具を選ぶ場合は、この赤系統と黄色系統をどちらかに統一するのがポイントです。
赤い木目と黄色の木目が同一空間にあると、色が合わず気持ち悪い組み合わせになるので要注意です。
床・壁紙・キッチン本体・食器棚…本来すべてを同じ色にしたいくらいですが、メーカーも違うため、同じ木目で揃えることは難しいです。しかし、全てが統一感のある空間にするためには木目の色が赤系なのか黄色系なのか合わせるだけでも随分印象が変わります。
ちなみに私の家は「黄色系統」の木目で統一しています。
いかがでしょうか、木目の柄や色は微妙に違うものの、統一感があるように見えませんか?色の違いがいまいち分からない…という場合は、家具のメーカーやシリーズを揃えるのが良いですよ!
形を選ぶポイント
次は、形についてです。
形を選ぶときに気を付けたいことは、角形なのか丸型なのか、見極めることです。
こちらの2つのソファを例に見てみましょう。
2つとも大人2人掛けのグレーのソファです。上のソファはアームレストや背もたれ、脚部分が四角い形状になっています。下のソファは背もたれ部分が丸い形になっており、かわいらしい印象です。
どちらも同じグレーのソファですが、四角なのか丸なのかでこんなに印象が違います。
角形の家具を選ぶとスタイリッシュな空間に
上のお写真をご覧ください。
ソファやテーブル、壁の収納も全てストレートな直線で構成されています。こうすることで空間にスッキリとした印象がでます。ただ、ストレートだけだとかなり無機質な印象になるので小物使いで丸い要素を入れると優しい印象になります(この写真の場合ですとテーブル上の小物です)。
つまり、スタイリッシュな空間やモダンな空間を作りたい!となった場合は空間に対して大きい家具(ソファやテーブル)を角形で統一するとスッキリした見た目になる、ということです。
丸形の家具を選ぶとエレガントな空間に
エレガントな印象や優しいナチュラルな印象に統一したい場合は丸みのあるフォルムやかわいらしい形のものを取り入れることがポイントです。
上の写真と同じで、色遣いはゴールド×グレージュですが、デザインに丸みのある要素を加えると、優しいエレガントな印象になります。
どちらの印象が好きか自分の中でイメージを持つと、家具を購入するときにバラバラになりにくくなります。
統一感が無い!と言った場合に、四角のかっこいい要素と丸い可愛らしい要素がごちゃごちゃにミックスされていないか確認してみてくださいね。
高さを揃えるとは?
最後は、高さについてです。
例えば、本棚に並ぶ本が、高さ順で揃っていると美しく整って見えますよね。それと同じで家具も高さ順で並べるようにすると統一感のある美しい見た目になります。また、並べ方によってはお部屋を目の錯覚で広く見せることも可能です。
家の中の家具って、本棚や鏡台、ワードローブ、TV台…意外とありますよね。これがデコボコ状態で並んでいると目の錯覚で狭く見えてしまう原因になります。実際に家具を並べた状態を見ていきましょう。
家具の並べ方
並べ方のコツは、入り口から奥に向かって家具を低くしていくことです。入り口からお部屋を眺めたときにどれだけ壁が見えるかで、部屋の見え方が変わります。
上と下の図を見比べていただくと、一目瞭然ですね。下の写真の方が広く見えます。理由は、お部屋に入るときの人の目線が影響しています。
お部屋に入るとき、最初にどこを見ますか…?
実は、対角線を最初に見ると言われているのです。よって、お部屋の対角線である奥側をあえて空けて見せることで空間に広がりがあるように見えるのです。広がりが見えると、お部屋もすっきりし、統一感があるように見えます。
いかがでしょうか。この3つのポイントを押さえれば、統一感のあるお部屋づくりも夢ではありません。
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お部屋はあなただけのお城です!毎日使う場所を整えて、パワースポットにしていきましょう。