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「自分でお部屋作りをやってみたら、理想の状態にならなかった」
このような悩みを感じたことはありませんか?
今回のコラムでは、整理収納アドバイザー&インテリアコーディネーターが
- お部屋が素敵にならないのはなぜ?
- お部屋作りをするとき、どこから手を付けたら良い?
- センスの良いお部屋の作り方を知りたい
など、お部屋作りのポイントや、理想のお部屋を作るヒントをご紹介します。
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
今回は、こちらのコラムのスペシャルゲストとして、素敵なお部屋に住むインテリアコーディネーターの高山奈津子さんにも登場していただきます。
- お部屋を飾る専門家
- インテリアコーディネーター・ディスプレイクリエイター
- おうちディスプレイ代表
- インテリア・花・ディスプレイの3つのメソッドを融合し、新しい形のインテリアサービスとして「気分アガル、ワンコーナーおうちディスプレイ」を展開している
- 趣味はハンモックヨガ
※本記事はプロモーションが含まれています。
インテリアコーディネーターが部屋を作るとき、何から始めるんですか?
早速ですが、本題に入っていきます。
お部屋作りをするとき、どこから手を付けていますか?
きれいなお部屋を見たあと、自分のお部屋もきれいにしたいと思うのに、どこからお部屋作りをしたら良いのか全く分からなくなってしまうんです・・・
理想の部屋に住みたいと思っているのに、現実の部屋を見てどうしたら良いか分からなくなる。
皆さん、まずこのポイントで悩んでいることが多いです。
多くのお部屋を見てきて、お部屋作りでありがちな失敗ポイントが
「とりあえず、小物から購入してしまうこと」なんです。
こんな部屋にしたいと理想が高まって、まずは形から!と可愛い小物を買いがちなんですが、まず始めにやることは、
・お部屋の精査(片付け)と
・どんなインテリアが好きか徹底的に探ること、なんです。
確かに、こんなお部屋にしたいなーと思って、花瓶やディフューザーを買ってみたり、文房具とかの小物立てを買ったりしていました。
お店で見たときは可愛かったのに、自分の家に置いたら、自宅の散らかった空間に引き込まれてあまりおしゃれに見えなかった経験があります。
→最初にお部屋の物量を減らす。
一般的なモデルルームは物の数が200個と言われていますが、ファミリー世帯の家庭では物の数が5,000個~6,000個ともいわれています。お部屋の中で雑多なモノが主役にならないようにまずは物を減らしましょう!
→自分の好きなインテリアを探る。
可愛いからといって先に小物を買うのはNGです。
自分の好きなインテリアのテイストや素材感、カラーを知って、そこから同じテイストの家具やファブリックを集めます。(小物は仕上げなので、最後に購入します。)
好みのインテリアのテイストを知るなら、インスタやピンタレストで画像検索がおすすめ。
好きな画像を3~5枚集めて、何が好きなポイントだったのかを見極める作業をしましょう。
片付けのあと、センスの良いお部屋を作るには?
まずは物の精査をする!ですね。
確かに、モノが減るだけでお部屋がスッキリして見えます。
でも、その後は、どうしたら自分の理想の部屋になるのかが繋がりません。。
どうしたら良いのでしょうか。
お部屋の中にワクワクするポイントを作る
片付けでお部屋を整えた後は、自分の好きなインテリアを探った上で、お部屋の一角にディスプレイゾーンを作って、ワクワクするポイントを作ります。
お部屋の中にワクワクできるポイントができると、きれいな状態をキープしたい気持ちが強くなって、お掃除をこまめにするようになり、お部屋をきれいに使う好循環が生まれます。
お部屋の中に、ワクワクするワンコーナーがあったら、お部屋をきれいに使おうと思えて、片付けたくなりますし、一気にモデルルームのような空間になりますね。
そうですね。
ちなみに、ディスプレイする時のポイントとして、真似しやすい「三角構成」というテクニックがありますのでちょこっとポイントを伝授しますね。
まず、3つの飾りたい物を選びます。
ポイントは、高さが違う3つの物を選ぶことです。
3つ並べると、正面から見て三角形になりますね!
正三角形でも、直角三角形でも、OK です。
次に、その3つの物のそばに、添えたい物をいくつか追加していきます。
全体として、三角形に見えるように飾るのが「三角構成」ですので、何個という決まりはありません。
まずは正面から見て三角形。次に横から見ても三角形。そして上から見ても三角形。
大きさのバランスを考えることも楽しみながら、飾る物を選んでみてくださいね。
最初は、3 つからスタートしてみるといいですね!
→自分の好きなテイストを探った上で、お部屋の一角にディスプレーゾーンを作る
テレビ台の上や、出窓のちょっとした空間にディスプレイゾーンを作成してみましょう。
隙間があるとついつい収納グッズを置きたくなってしまう方も多いのですが、大切なのは「モノを飾る空間のゆとり」です。
余白を空ける勇気を持ちましょう。
→お部屋のワンコーナーを飾るときは三角構成を意識して
飾りたいものが沢山あると全部並べたくなってしまいますが、まずは3つの物を選んで「三角形」を作るよう置くことからスタートするのがおすすめ。
慣れてきたら、もう少し置く物を追加して、三角構成を意識しながらディスプレイを楽しんでみて。
整理収納アドバイザー&インテリアコーディネーターの部屋が見たい!
最後にちょっとお願いが・・・!
お部屋作りのプロは、普段どのようなお部屋に住んでいるのかが見てみたいのですが・・・お写真やお部屋作りのポイントを見せてもらうことはできますか?
おへやアレンジメント代表 成島のお部屋
自宅のリビングダイニングキッチンです。
お部屋で過ごす時は、アロマを焚いて、ボーっとするのが好きなので、目に入るものはナチュラルな印象(形や色)のものになるように心がけています。
そして、お家が狭いので、圧迫感を感じないようテーブルはガラステーブルにして存在感を減らしたり、鏡を置いて目の錯覚で奥に続いているように見える配置にしています。
私はもともと片付けが苦手なので、基本的に出しっぱなしが好きです。
ただ、おしゃれな部屋にするには、出しっぱなしはNG。
そこでやっているのが、リモコンやお掃除シートは死角になる部分に壁掛けしたり、読みたい本はリビングの傍にしまえるスペースを作ったり、なるべく自分が動かないで簡単にしまえる工夫をすることです。
このお部屋も、まずは物を減らすことからお部屋作りをスタートさせました。
ちなみに棚上のディスプレイは、今回のコラムのゲスト・高山さんにコーディネートしてもらっています。
モノが無さ過ぎても殺風景になってしまうので、お部屋の一角をディスプレイして、空間にときめきポイントを作ることでより「帰りたくなるお部屋」になりました。
おうちディスプレイ代表 高山さんのお部屋
コンセプトは、「海の近くのライフスタイルショップ&カフェ」です。
砂浜で朝ヨガをした後、近くのカフェでコーヒータイムをし、
そのあと大好きなインテリアショップを散策しながら帰る、という
私の理想とする日常ストーリーを思い描いて、部屋を作りました。
時間に追われたせかせかした暮らし方を、変えたいと思っていました。
私は、海や空を静かに眺めていると、心が落ち着き、小さな悩みがどうでもよくなって、優しい気持
ちになれています。そこで、それをインテリアにも取り入れてみたらいい効果があるんじゃないかと
期待して、このようなイメージをお部屋に取り入れました。
わ~!すごく素敵なお部屋ですね。
こんなお部屋に住んでみたいです。。。
ちなみに、普段忙しくて、片づけの時間が取れなかったり、ディスプレイって正直センスの世界だと思うので、どんな小物をいくつ買ったら良いかまで決められないのですが、どうしたら良いですか?
お部屋作りに困ったら、お片付け&ディスプレイサービスを活用しよう
お仕事にプライベートで中々お部屋のことができない。
センスが無くて、ディスプレイの自信がない。
そんな方はまるっとプロにお任せする方法がおすすめです。
サービス詳細はこちらをご覧ください。
お片付けの依頼はこちら
お持ち物を減らすための整理や収納グッズ選びをサポートするサービスです。
ディスプレイの依頼はこちら
理想のお部屋にするためのディスプレイの買い付けから設置までを全部お任せできるサービスです。
おへやアレンジメントのお片付けと、おうちディスプレイのサービスを両方を頼んでくださった方に
- お片付け時間+30分無料延長サービス
- ディスプレイアレンジグッズ
をプレゼントいたします。
まとめ
今回のコラムでは、理想のお部屋を作るポイントと、インテリアコーディネーターのリアルな住まいについてお伝えしました。
お部屋作りをするときには、必ずセオリーがあります。
今回お伝えした通り、お部屋の物を減らして、整えるお片付けをしたあとに、お部屋を飾ることが理想のお部屋を作るための方法となります。
是非、お片付けやディスプレイサービスを活用して、素敵なライフスタイルを実現させてみてはいかがでしょうか。