「使いやすいはずなのに、なぜかごちゃつく…」
そんなお悩み、ファイルボックスの“選び方”に原因があるかもしれません。
無印良品やニトリ、カインズなどでも人気のファイルボックス。実は「横型」「縦型」「縦型前あき」といった形によって、収納の向き不向きがあるんです。
この記事では、ファイルボックスの種類ごとにOKな収納例とNG収納例を解説。
さらに、ファイルボックス収納を成功させる3つのコツもご紹介します。
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
ファイルボックスには3つの種類がある
まずは、ファイルボックスの基本をおさらいしましょう。代表的なのは、次の3タイプです。
- 横型（上から入れる）
- 縦型（前から取り出せる）
- 縦型前あき（立ち上がりが無いので取り出しやすい）
それぞれに特徴があり、収納するものによって向き不向きがあります。
横型ファイルボックス｜書類や背の高いグッズ向き
OKな収納例
A4書類の一時保管に最適
インデックスと組み合わせることで、必要な書類をすぐに見つけられます。リビングや仕事部屋でも活躍。
背の高い日用品や推し活グッズもOK
洗剤ボトルやスプレー缶、ペンライト、大きめのうちわなど、縦長アイテムの収納にぴったりです。
NGな収納例
薄い書類は曲がってしまう
パンフレットなどの薄い紙類は、ぐにゃっと折れやすいので不向き。
小さな紙類が底に埋もれる
A4以下のサイズは埋もれて見つけにくくなります。小さい紙類はインデックスファイルを使って整理を。
本棚に奥行が合わない場合も
横型の奥行は約32cm。本棚（奥行25cm前後）に入らない場合もあるので、設置前にサイズ確認を。
縦型ファイルボックス｜書類や冊子、見た目すっきり収納に
OKな収納例
書類を見やすく収納できる
前面が斜めに開いているので、書類の出し入れがスムーズ。
クリアファイル＋マスキングテープのインデックスでさらに快適な収納に。
雑誌・写真集・パンフレット収納にも最適
背表紙を立てて収納できるので、推し活グッズの整理にもおすすめです。
NGな収納例
A4より大きなモノは収納できない
アルバムや紙袋など、ファイルボックスよりもサイズが大きいものは入りません。無理に入れると折れや型崩れの原因に。
縦型前あきファイルボックス｜大きめ収納＆ズボラさんにも◎
OKな収納例
サイズを気にせず収納できる
ファイルボックスからはみ出してしまうサイズの紙袋や大きなファイルも立てて収納可能。
出し入れがしやすい
立ち上がりが無い分、手前に引くだけで中に入れた物がサッと取り出せるので、ズボラさんにもぴったり。
奥行が狭い場所にも収まりやすい
立ち上がりが無い分、奥行きがスリムなため、キッチンカウンター下や玄関収納など、今まで置けなかった場所にも◎。
NGな収納例
ラベリングしにくい
立ち上がりがないため、ラベルを貼る面が少なめ。必要な場合は、クリップタグやファイルごとのラベルで対応を。
ファイルボックス収納を成功させる3つのコツ
収納するモノに合った形を選ぶ
- 横型に収納するなら→立体物（ペンライトや日用品）、インデックスを使って書類を収納。
- 縦型に収納するなら→パンフレット・雑誌、クリアファイルを使って書類を収納
- 縦型前あきに収納するなら→サイズバラバラな紙袋や写真集
という感じで、収納したい物に合わせてファイルボックスを選びましょう。
ラベルやインデックスで“見える化”
- 中身が分かると、迷わず取り出せて散らかり防止に。
今回のコラム内で紹介したようなインデックスやクリアファイルを駆使して、どんな書類が入っているか見える化しましょう。
設置場所に合うサイズを選ぶ
- 本棚やカウンター下の高さと奥行き確認は必須。特に、縦型の場合は書類を取り出す際に立ち上がり部分があるので、高さ方向にゆとりがあるかチェックしましょう。
まとめ｜ファイルボックス収納は「形×中身×場所」がカギ！
ファイルボックス収納を上手に活用するには、
- 収納したいモノに合ったタイプを選ぶ
- 中身がわかるように整理する
- 設置場所のサイズをしっかり確認する
この3つがポイントです。
正しい使い方を知れば、書類・日用品・推し活グッズまで、すっきり使いやすく収納できますよ。
おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
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