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皆さんはクローゼットの中の収納をどのようにしていますか?
クローゼットにぴったりの収納ボックスが中々見つからず、デッドスペースになってませんか?
そんな時は自分で収納棚を作ってみましょう!!
- クローゼットの中に収納棚を作りたい人
- 賃貸でもDIYをしてみたい人
- クローゼット収納を改善したい人
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
クローゼットの使いみち
今回、収納棚をDIYしたクローゼットはこちらです。
ハンガーラックや上部にも収納があり一見使いやすそうですが、私の家の場合、本やファイルの収納場所が少ないのが悩みでした。
もちろん本棚を買えば良いんですが出来るだけ部屋から見える所に物を増やしたくない!という事でこのクローゼットを本等が置ける収納にDIYする事にしました!
将来の事も考えて
どのように収納を作るか考える時に大切な事は今だけでなく将来的にこの収納スペースをどう使うかを考える事です。
今後、家族が増えたりすると物はどんどん増えていきます。
そのようなライフステージの変化も見越して収納を作ることがポイントです。
DIYの場合、そのあたりを自分でカスタマイズ出来る所が魅力ですよね。
私の場合、今は本などが収納出来れば良いのですが家族が増えたりした場合は子供用のクローゼットにしたいと考えています。
なので、再度DIYしなくても元のクローゼットの形に戻せることが理想です。
完成イメージ
このような条件を満たす良いDIYはないか考えていたら家の中にヒントがありました。
こちらの収納は横にレールが付いているタイプで棚の高さを変えたり棚板を取って大きな収納にする事が出来ます。
このタイプであれば当面は本を棚板に置いて、将来は棚板を取り外してクローゼットとして使う事が出来ます。
材料を揃える前に
さて、完成イメージが出来たところで、DIYに取り掛かっていきますがその前に大切なことはクローゼットの内壁の厚さを調べることです。
(賃貸の方は壁に穴をあけることは難しいと思いますのでこの過程は飛ばしてしまって大丈夫です。)
壁の厚さによっては穴を開ける事が出来ないケースもあります。
穴を開けることは出来ても重量に耐えられない事があるんですね。
壁の厚さを調べる時に役立つのがこちらの「下地探し どこ太」。
レールを設置する際に壁に穴を開けるので下地がどのようになっているか調べるものです。
レーザータイプのものが高性能なのですが高いのでこちらで十分です。
クローゼット内の壁を調べたら片側は十分な厚みがあるけれど片方は厚みが無く穴を開けるのは難しい事が分かりました。
そこで片側には木材を入れて穴を開ける事にしました!
賃貸の方の場合は両側に木材を入れることで壁に穴を開けずに棚を付けることが出来ます!
必要な材料
完成イメージができたら近所のホームセンターで材料の調達です。
今回、揃えた材料はこちらです。
2×4木材
薄い壁側に使う木材です。事前にクローゼット内の寸法を測っておきホームセンターでそのサイズにカットしてもらいます。
アジャスター
2×4木材をしっかりと固定するためのアジャスターです。
最近はこのような商品も多く販売されていてとても便利です。
色々な種類があったのですが商品レビューの高さに魅かれて「LABRICO 2×4アジャスター」という商品にしました。
レール
大きめのホームセンターなら色々な長さのものが売ってます!
今回は出来るだけ壁の色味に合うようにこちらのカラーにしました。
電動ドリル
壁に穴を開けるため電動ドリルも購入ました。
意外と安く買えるんですね!こちらのものは2000円弱でした。
棚板
本当はカラーボードが良かったのですが予算の関係で木板に。
でも意外と馴染んたので結果オーライです!
DIY開始!!
木材の取り付け
木材購入前にしっかりと寸法を測っていたためぴったりハマりました!
アジャスターを取り付けてクローゼット内に設置します。
アジャスター付きの木材を2つクローゼット内に設置します。
長さもピッタリ!!
レールを設置
木材をはめ込んだら次はレールの設置です。
レールは4本が水平にならないと棚を設置した時に傾くので事前の計測が大切です!
しっかりと計測したら電動ドリルを使ってレールを設置していきます。
一つレールを設置したら片側に目印をつけてさらに設置していきます。
同じように反対側にもレールを設置します。
我が家では壁に直接固定しましたが賃貸の方の場合はこちらにも反対側と同じように木材を取り付けることで壁に穴を開けずにレールを設置できます。
棚板用パーツを設置
レールを設置したら棚板設置用のパーツを取り付けます。
棚板設置
そして、最後に棚板を取り付けて完成です!
棚板追加のメリット
今は3枚の棚板で収納を作っていますが今後、モノが増えてきたら棚板を追加しようと思います。
追加用の棚板も今回使ったものと同じものを揃えるだけなので楽に追加することが出来ます。
備え付けの家具だとなかなか収納量を調整することが出来ないので気軽に棚板を追加出来るメリットは大きいです。
完成後に思ったこと
本来は服を収納するためのクローゼットですが棚板を設置することで本棚として使えようになりました。
本棚はお部屋の中に置くと場所を取るのでこのようにクローゼットの中に収納することでスペースを有効活用することが出来て大満足です。
また、冒頭でお話ししたようにこちらの収納は子供が出来たり、服の収納が必要になったら棚板を外して
クローゼットとして使用することもできます。
ライフステージによって変化できる収納。
皆さんもぜひお試しください!