家の中に「飲みきれず、眠ったままのお酒」はありませんか?
一人暮らしの女性にとって、頂き物のワインや日本酒など、なかなか手を付けられないお酒がたまりがちです。「捨てるのはもったいないけれど、飲みきれない…」そんなお悩み、よく聞きます。
そこで今回は、利き酒師(日本酒ソムリエ)の資格を持つ筆者が、飲まないお酒をムダにせず、上手に消費・活用する3つの方法をご紹介します。

- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
飲まないお酒、どうしてる?一人暮らし女性のための活用術3選
そもそも、なぜ「飲まないお酒」が増えるの?
一人暮らしだとボトルを開けにくい
一人暮らしだと、ワインや日本酒などのボトルを開ける機会は少なくなりがち。特別な日に飲もうと思っても、1本はなかなか空けきれません。
手土産やプレゼントで意外とたまる
さらに、手土産や贈り物でいただく機会も多く、気づけば未開封のお酒がずらり…という方も多いのでは?
先に結論からお伝えすると、飲まないお酒は
- 飲み方を工夫して飲む
- お料理で使い切る
- 売る(寄付)の3つの方法がおすすめです。
利き酒師がすすめる、飲まないお酒の活用術3選
飲み方を工夫して楽しむ
まずは「飲みきれない」を「楽しみに変える」工夫から。
例えば、日本酒だと冷やして飲むことが一般的ですが、電子レンジで温めて気軽に熱燗を楽しむことができます。
お酒を温めることで、アルコール特有の尖った風味が丸くなり、飲みやすくなります。
また、暑いシーズンの場合は冷凍フルーツを氷代わりにして日本酒を楽しむのもおすすめ。
日本酒のフルーティーな香りとフルーツの酸味・甘味がマッチしてスッキリした飲み心地になります。
また、頂き物のワインは、ホットワインにして特有のアルコールを飛ばしてからいただくことが多いです。夏場は冷やしてオレンジやパインを入れることでサングリアにもなります。

ホットワインを作るなら、スパイスミックスを買うのが楽です。
仕上げにはちみつを入れるのが好み。
酒は百薬の長と言われます。飲みすぎは体に良くないですが、せっかく頂いたのであれば、飲み方を工夫して消費するのがおすすめ。
ただ、飲み方を工夫しても1人で消費するには限界がありますよね。
その場合は、次の方法で更に減らしていきましょう。
料理に使っておいしく消費
「飲む」だけでなく「食べる」にも使うことで、消費の負担を減らす方法を紹介します。
- 日本酒⇒豚しゃぶに(ゆで汁に日本酒を加えるとお肉がふっくら柔らかに)
- 赤ワイン⇒煮込み料理全般(ハッシュドビーフに)
- 白ワイン・スパークリング⇒桃のコンポートやアクアパッツァに
- ウィスキー⇒スペアリブに
加熱すればアルコール分も飛ぶので、お酒が苦手な方でも安心して使えます。
- 焼酎⇒コーレーグースに
売る・寄付するという選択肢も
どうしても飲まない・料理にも使わない…そんなときは、未開封のお酒を売却するのも手です。
たとえば「トレジャーファクトリー」では、未開封のウィスキーやブランデーなどを宅配・店舗で買い取ってもらえます。
まとめ|飲まないお酒を手放して、すっきり暮らそう
お酒は嗜好品。だからこそ、「もらったけど飲まない…」という悩みも生まれますよね。
でも、今回ご紹介したように工夫すれば、ムダなく活かすことができます。
冷蔵庫やキッチン周りをスッキリさせて、整えていきましょう。
おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
整理収納アドバイザー1級とインテリアコーディネーターの資格を持つプロがご自宅のお片付けを行います。
