おしゃれな部屋にしたい。でも、収納も妥協したくない…

SNSや雑誌で見かける「おしゃれな部屋」に憧れても、
現実は「生活感を隠したい」「でもすぐ使いたい」「出しっぱなしは雑多に見える」…
そんなジレンマを抱えている方、多いのではないでしょうか?

でも、インテリアと収納は、どちらかを諦めなくても大丈夫!

整理収納アドバイザーであり、インテリアコーディネーターの私が、
「おしゃれ」と「使いやすさ」を両立するための3つのコツをご紹介します。

このコラムを書いた人
成島理紗
  • 一人暮らし女子のお片付け専門家
  • 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
  • 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
  • KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
  • 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
  • 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
  • 趣味は収納グッズの情報収集と旅行

① 「見せる」と「隠す」を使い分けて、スッキリ見せる

まず大切なのは、自分がよく使う物を把握すること。

  • 使用頻度が高いものは、見える場所に置いてOK!
     → ただし「見せる収納」として整えておくことがポイント。
  • たまに使うものは、扉の中など「隠す収納」でスッキリ感をキープ。

この“見せるor隠す”のメリハリが、
インテリア性と暮らしやすさのバランスをとるカギになります。

見せる収納の工夫例

私の場合は、観葉植物やオブジェの近くに、毎日使う霧吹きなどの日用品を置いて“なじませる”。
視線がインテリアに向くので、生活感のあるアイテムも気になりません。

さらに、日用品の色をモノトーンやインテリアと調和する色に統一するだけでも、グッとおしゃれに見えます。

② 「カゴのデザイン」で、収納を“インテリアの一部”にする

収納グッズ=ただの実用品…と思っていませんか?

実は、カゴやボックスを変えるだけで、お部屋の印象が一気に垢抜けます。
以下のように、インテリアのテイストに合わせて選ぶのがおすすめです。

インテリアのテイストおすすめの収納アイテム
ナチュラル派  ラタン・木製・ペーパーコード製
シンプルモダン派 白やグレーのプラスチック、スチール製
インダストリアル派 黒のアイアン製、ワイヤーバスケット

収納用品も“見せるインテリア”として選ぶことで、
お片付けが楽しくなり、統一感のあるお部屋に仕上がります。

ナチュラルインテリアにおすすめ

シンプルモダンインテリアにおすすめ

インダストリアルインテリアにおすすめ

③ 見落としがちな「扉の裏」を活用して、使いやすさUP

さいごにご紹介するのは、“扉の裏側”の活用術

私は、クローゼットやキャビネットの扉の裏にフックを貼って、

  • アクセサリー
  • よく使うペン
    などを収納しています。

表には何も置かずスッキリ、でも必要な物はすぐ手に取れる
これはまさに“隠れた名収納スペース”!

ちょっとした工夫で、「見えないところも自分仕様に整える」ことができるんです。

まとめ|収納とインテリア、どちらもあきらめない暮らしを

「収納とインテリア、どちらを優先すべきか?」と迷ったら、
「自分がどう暮らしたいか?」を基準に考えることが大切

おしゃれな部屋は、毎日の心地よさにつながります。
そして、使いやすい収納は、日々のストレスを減らしてくれます。

どちらも大切にして、
あなただけの“バランスのいい暮らし”をつくっていきましょう。

おへやアレンジメントのサービス

おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
整理収納アドバイザー1級とインテリアコーディネーターの資格を持つプロがご自宅のお片付けを行います。