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皆さんのおうちのキッチンには、このような引き出しがついていますか?
ガスコンロもしくはIHの横にあるこの引き出し。
これが引き出しだったとは…!!というお客様にも出会います。
(あまりにも小さ過ぎて、ただの板だと思っていた方もいらっしゃいます。)
「この引き出し、こんなに小さいけど何に使うの?」というご質問もいただきます。
私も住設メーカーで働いていた時は、どうしてこんなに小さい引き出しを作っているのか疑問に思っていましたが、そこにはとある理由があります。
今回のコラムではこの引き出しの使い道についてお話しをしていきます。
引き出しの種類
コンロ横の引き出しは2種類の形が存在します。
浅型の引き出し
一つ目はこちら、浅型です。大体10cmほどの深さがあります。
深型の引き出し
二つ目はこちら。深型です。引き出しを引くと、上から下段まで一気に見渡せるタイプです。
※深型の場合、開き扉になっている場合もあります。
まずこの形状の違いで何を入れるかが変わってきます。
おうちはどちらの形状でしたか?
引き出しの収納活用方法
浅型引き出しの収納方法
浅型の引き出しの収納方法は次のようなものがあります
- 背の低い調味料を立てて入れる
- 菜ばし、フライ返しなど調理器具を入れる
- 輪ゴム、クリップ、マスキングテープ+ペンなど細々したものを入れる
- ふりかけの小袋を立てて入れる
大きい引き出しではないので、こまごましたものを収納していきます。
ちなみに、調味料などを収納するときは上から見たときに何か分かるように蓋にラベルを付けるのがおすすめです。
以前、お客様から「綿棒の入っていたプラスチックケース」がちょうどいい仕切りになったと教えていただきました。輪ゴムやクリップなどを収納するときはこのような小さいケースで仕切ると収納しやすくなりますよ。
深型の収納方法
続いて深型の収納方法ですが、こちらはメーカーによって引き出し内の段数が変わります。
- (引き出し内の段数が少ない場合)オイルや瓶に入ったお酒類など高さのあるボトルを入れる
- (引き出し内の段数が多い場合)浅型と同じ考え方で小物を収納する
そもそもこの引き出しはどうしてついているの?
15センチの引き出しなんて、無くても良いのでは…?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メーカーに勤めていたときも、お客様によく突っ込まれたのですが、この部分は消防法が関係しています。
簡単にお伝えすると、消防法でコンロの位置は壁から15センチ離さないといけない決まりがあります。
その隙間を有効活用できるように小さいながらも収納にしたのが、この引き出しなんです。
まれに、長いキッチンや,マンションで梁や柱があってこちらの引き出しが付いていないこともありますが…
おうちにこちらの引き出しが付いている場合は、今どんなものを入れているかチェックしてみてくださいね!!