一生懸命片付けても、気づけばまた散らかってしまう。
「どうして片付けてもリバウンドするの?」と悩んだことはありませんか?
実は、片付けが得意な人と苦手な人の分かれ道は「物の量」と「リセットの習慣」。
今回はそのうち「物の量」に注目して、片付けが苦手な人の家に多いアイテムを3つ紹介します。

- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
片付けが苦手な人の家に多いモノ3選
シェイカー・水筒が多すぎる
シェイカーやタンブラーをたくさん持っていませんか?
片付け上手な人はシェイカー1つ、水筒は2つほどが目安です。
「後回しタイプ」「完璧主義タイプ」で起きる片付けの遅れ
片付けが得意な人は、いかに洗う手間を簡単にするかでモノを選びます。
私の経験上、片付けが苦手な方は、「後回しタイプ」と「完璧主義」タイプに分かれることが多いです。
後回しタイプは、洗うのが面倒になりがち。
完璧主義タイプは、しっかりきれいに洗わなければ!という思いが強く、片付けのハードルが上がってリセットまでに時間が掛かるという現象が起きてしまいます。
洗いにくい構造は避ける
シェイカーやタンブラーで特に注意したいのが「洗いにくい形」。
口が小さいものや複雑な飲み口付きは、洗う手間が増えてリセットが遅れがちです。
キッチン周りのお片付けが苦手・・・という方は
- 口が小さいもの(洗う時に手が入りにくい)
- 飲み口が付いた複雑な構造(特殊なブラシが無いと洗えない)
は選ばないように注意しましょう。
種類がバラバラなタッパー
フタと容器が合わない問題
お片付けが苦手な方のお家でよく見かけるのが、バラバラになったタッパーのフタと容器。
タッパーは「便利そう」と買い足すうちに、フタと容器が合わなくなるのが散らかる原因になります。
新しく揃えるなら「透明&同じサイズ」がおすすめ
新しく揃えるなら「透明な容器」「フタが同じサイズ」で統一するのがコツです。
筆者は無印良品の保存容器を愛用。浅型と深型で兼用でき、管理がラクになりました。

タッパーが足りなくなったらラップで代用もできるので、増やしすぎないことが大切です。
ため込みすぎたレジ袋
「有料になったから捨てられない」とため込みがちなのがレジ袋。
筆者の自宅でも、ため込んでいたのですが、とあることを知り、減るきっかけができました。
スーパーの都度購入の方が安かった
自宅のレジ袋のストックが減ったきっかけを少しお話しさせてください。
レジ袋のコストを計算してみたら、私の場合は、スーパーで必要なときだけ都度1枚ずつ買う方が安く済みました。
ドラッグストアで25枚入り(150円)を買っていた時は袋1枚当たり6円ですが、スーパーで都度購入する方は1枚5円で、コストも収納もスッキリしました。
袋はスーパーだけで循環させる仕組みづくり
スーパーで都度レジ袋を買えば、エコバッグを持たなくても良いし、
都度買いのレジ袋を今日の分のゴミ袋にすることで、袋が循環して必要最低限の枚数で回せるようになりました。
さらに、袋をもらうのはスーパーだけに限定。
コンビニ袋は小さすぎて使えず、溜め込む原因になるので最初からもらわない工夫をしました。
こんな感じで、ちょっとだけ持ち方を変える工夫をしたら、引き出し一杯にあふれていた袋の割合がこんな感じで減りました。

突っ張り棒に掛けている分(この時は3枚)だけになりました。
筆者はレジ袋を畳むのが苦手なので、突っ張り棒に掛けて収納しています。
ゴミ捨ての環境だったり、どうしても袋が必要、という場合もあると思うので、一概にこれが良いというわけではありませんが、持ち方の見直しとして参考程度にしていただければ幸いです。
まとめ
片付け上手な人は「物を持ちすぎない仕組み」を作っています。
シェイカー・タッパー・レジ袋、この3つを見直すだけでも散らからない家に一歩近づけます。
少しの工夫で、空間も気持ちもスッキリ整えましょう。
おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
整理収納アドバイザー1級とインテリアコーディネーターの資格を持つプロがご自宅のお片付けを行います。
