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クローゼット整理中に、「気に入っていたけれど、サイズが合わなくなってしまった」や「痩せたら着たいと思って残しておいた服」はありませんか?
特に一人暮らしの女性なら、収納スペースが限られる分、こうした服が場所を取ってしまうことも多いのではないでしょうか。

今は着られなくなっちゃったけど、痩せたら着るかもしれないし、とりあえず保管しておこう・・・。

今回のコラムでは、ダイエットに成功し、ウエストが10㎝以上減った筆者の私が実際に「痩せたらその服を着るのか?」を検証した結果をお伝えします。

このコラムを書いた人
成島理紗
  • 一人暮らし女子のお片付け専門家
  • 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
  • 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
  • KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
  • 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
  • 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
  • 趣味は収納グッズの情報収集と旅行

運動をはじめてウエストがマイナスになった

まず、私自身がどのくらい痩せたのかについてをお伝えします。
ウエストが太っていた時のピーク時から比較して、マイナス10㎝となりました。

こちらがビフォーアフターです。

2024年の6月から12月までの6カ月。
食生活は全く変えていませんが、跆拳道(テコンドー)を始めたおかげで、全身運動だけでなく、蹴り技を多く練習するためお腹周りがごっそり落ちました。

痩せたら、入らなかった服が着られた。しかし・・・

こうして痩せたことをきっかけに、痩せたらやってみたかったことに挑戦することにしました。
それは、お片付け中によく見掛ける現象「痩せたらその服は本当に着るのか?」を検証することでした。

私のクローゼットの奥には、痩せたら着たかった服をちゃんと残しておきました。
実際に着てみたのですが・・・。

痩せたけれど、身体のラインが違う

痩せたら着たかったのは白のパンツ。
実際に、お腹がパツパツにならずに履くことができました。

が、着てみると何かが違う。
よくよく見てみると、お腹は確かに痩せたけれど、身体のラインが変化していました。
以前は太ももの部分がこんなにパツパツでは無かった・・・

そのため、着られるようになったけれど、私の体型では似合わないし、気分も上がりませんでした。
もはや、後ろ姿も重力に負けた感じがしてショック。

似合う旬が過ぎてしまったのだと実際に着てみて理解しました。

痩せたのは分かったので、自己肯定感が上がった

このお洋服を着て、気分を上げることはもう無くなってしまいましたが、このお洋服が着られるウエストにはなったと、自己肯定感を上げることはできました。

前までは、着ることすらできなかったお洋服。
チャックがスッと上がり、ボタンが閉められた瞬間は、おこがましくもシンデレラがガラスの靴を履いてぴったりだった瞬間を想像してにやりとしてしまいました。

昔はこのサイズが入っていたのに・・・と服が入らずに恨めしい思いを感じる自分に、一応入るように戻ったと言えた瞬間はなんとも嬉しいものでした。

ということは、です。
このお洋服は私にとっての役目を終えたんだ、ということにも気が付きました。

この洋服が入るウエストになったことが証明できた。
でも、今の自分や流行には似合わない。

ダイエットのモチベになってくれたお洋服には、感謝をして手放すことにしました。

痩せたけど着なかった服の手放し方

痩せたけれど着なかった服の手放し方は3つです。

  • フリマアプリで売る
  • リサイクルショップに持ち込む
  • 感謝して潔く手放す

服が手放せないのは、デザインだけではないはずです。
よくあるのが「高かったから」という理由。

その場合は、フリマアプリが一番高く売れるので、チャレンジできそうな人はぜひ出品をしてみてください。
出品が面倒な人は、リサイクルショップに持ち込むのが手軽でおすすめです。

2つとも難しそうであれば、感謝して潔く手放しましょう。

まとめ

「痩せたら着たい服」。
実際に痩せてどうだったかの結論は次の3つです。

  • 痩せても昔の服が似合うとは限らない
  • 今の体型や年齢に合う、新しい服を選ぶ方が気分が上がる
  • 過去の古い服を手放すことで、気持ちもスッキリする

私の中では、痩せたら、今の自分にもっと似合う服をご褒美で買った方が気分が良い。ということを、身をもって理解しました。

お客様と一緒にお片付けをしていると、10年ほど前のお洋服を持っている方もお見掛けします。
今も素敵に着こなせるなら全然良いのですが、服の形そのものが流行遅れになっていたり、体型が変わった上で昔のお洋服を着るとかえって自分の価値を下げてしまうことにもなりかねません。

痩せたと思っても、私のように体のラインが5~10年前と違ってしまうこともあります。
そのときの、自分の老化にぎょっとしてショックを受けるくらいなら、潔く手放して、いま着たい服でクローゼットを満たすことをおすすめしたいです。

おへやアレンジメントのサービス

おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
整理収納アドバイザー1級とインテリアコーディネーターの資格を持つプロがご自宅のお片付けを行います。