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一人暮らしの女性の方からよく聞くお悩みが、
「収納スペースが足りなくてお部屋がすっきりしない!」
というお悩みです。
このお悩みは
- 都心に近ければ近いほど
- 比較的新築になるほど
- 間取りがワンルームの場合ほど
収納スペースの少なさが顕著に現れているように思えます。
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
今回のコラムでは、収納スペースが少ない時に、最初にすべきことと、少しでも収納を増やす裏ワザをお伝えします。
収納が足りない!というときにまずすべき事
収納が足りないとなると、まず浮かぶのが、家に合った収納家具(収納グッズ)を購入するという発想かと思います。
しかし、ここがNGポイントなんです。
収納を買おうとしていた方は、え?どうゆうこと?と思いますよね。
どうしてNGポイントなのかというと、
先に収納グッズを買うことでお部屋が狭くなり、便利だったはずの収納グッズの使い勝手が悪くなるから
です。
例えば、収納グッズを置いたら
- リビングのドアが開きにくくなった
- 通路が狭くなった
- 部屋の圧迫感が出るようになった
という現象が起きてしまう場合があります。
そうならないために、まずは自分の持ち物をもう一度精査する必要があります。
具体的には、
- 数年間使っていなかった家電の箱
- 使っていない紙袋
- 3年以上見ていないDVDなど
今までは「要る!!」と思っていたけれど、再度精査してみたら「無くても何とかなるかも・・・」となるものが見つかったりします。
そういった不要なモノをまずは減らして、お家の中に隙間を作ることが、収納が足りないときにすべきことなんです。
収納を増やす裏ワザ
先ほどお伝えした通り、まずやることはお家のモノを減らすことでした。
その次に考えたいのが、置き家具についてです。
置き家具とは、ベッドだったりテレビ台だったりテーブルだったり、暮らしていく中で必要最低限の家具だと思ってください。
最初から収納専用の家具(チェストや収納ケース)を買ってしまうと、お部屋に対して、結構な存在感になってしまって、思っていたような素敵な部屋にならないというケースがあります。
なので、収納グッズを買う前に、「置き家具で収納をカバーできないか?」を考えるとお部屋が広いままでしっかり収納スペースを作ることができます。
次の項目でより詳しくお話しします。
一番のポイントは「ベッド下」を攻略すること
まず、第一の方法として、収納が少ないお家の場合はベッド下を収納として使うことが鉄則です。
間取りから見ると、お部屋のスペースをいちばん占領している家具はベッドなんです。
そのため、そのベッドが収納として使えるようになれば、カラーボックス3~4つ分くらいのスペースが確保できるので、収納スペースがかなり節約できるようになります。
(ベッド下の高さにもよります)
おすすめの使い方としては、収納スペースの下に引き出し形状の収納ケースを入れて、シーズンオフの服や時々しか使わない趣味のモノを入れる方法があります。
それ以外にも、元々収納が付いているベッドを選ぶと良いです。
これからベッドを購入されたり、買い替えをするならば、少しでも脚部分が高いベッドを選ぶとベッド下に収納ケースが入れやすくなるのでおすすめです。
ベッド下部分が収納として使えるだけで、置き家具1つ分が節約できるので、まずはベッド下から収納を作っていきましょう。
テレビ台
次に収納のポイントになるのが「テレビ台」です。
というのも、最近はアマプラやNetflixがあるのでDVD本体を持つ方が減ってきています。
そのためテレビ台の収納をDVD入れにするのではなく、普段使う文具や電池、お薬のストックコーナーにするとリビングで置き場所に困りやすい細々系がすっきり片付きます。
テーブル
テーブルは収納付きにしたり、テーブルの下に取っ手付のボックスを置いて使うとスッキリしやすいです。
特にテーブルでメイクをする方も多いので、テーブルの収納をドレッサー代わりにしたり、メイクボックスをデスク下に置くことで、動線も整います。
テーブルをドレッサーにするなら、こんな感じの製品も出ています。
メイクボックスをデスク下に置くなら、無印の製品が取っ手付で便利です。
まとめ
一人暮らしの方はファミリーに比べるとおうちに備え付きの収納が少なくなる傾向にあります。
そんな時は今回お伝えした、
- 今持っている物を精査する→減らす
- 置き家具を上手に使う
この2点を意識して収納を作ってみてください。
ポイントを押さえて収納を作ることで快適なお部屋に一歩近づくことができますよ。