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先日、お客様のご自宅のお片付けをしている時にこんな質問を頂きました。
確かに下着類やパジャマって収納に困りますよね。
私や主人の実家ではパジャマや下着類は「部屋のタンス」に入れていました。
しかし、二人で暮らすようになって洗面所に下着やパジャマを収納するように変えたんです。
すると色々なメリットに気づきました。
そこでこの記事では下着をどこにしまうかお悩みの人に向けて、
- 洗面所にパジャマや下着類を収納するメリット
- 洗面スペースの広さ別おすすめ収納方法
をご紹介します。
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
洗面所に下着やパジャマを置くメリット
はじめに洗面所に下着やパジャマを置くメリットを3つお伝えします。
これらのメリットには、ある共通点があるんです。
それは、3つとも「動線」に関するものということです。
毎日必ず使う下着やパジャマなどは、この「動線」が大切になってきます。
動線が大切な理由
なぜ、動線が大切なんでしょうか?
それは毎日使うものの置き場所が良くなく、動線が悪くなると結果として部屋が汚れてしまうからです。
例えば、下着類が動線的に不便な場所にあったとします。
すると、片付けたり、取りに行くのが面倒になってその辺にポイッ。とすることが増えてきます。
これがお部屋が散らかってしまうパターンです。
逆に動線がすっきりしていて使い勝手が良い収納だと常に決まった場所に下着類があるため、自然と片付けることができてお部屋が散らかりにくくなります。
このように、お部屋をキレイにするうえで大切な動線ですが、下着類のように毎日使うものほど、気を付ける必要があります。
洗面所の広さ別おすすめ収納方法
続いて洗面スペースの広さ別のオススメ収納方法をご紹介します。
0.75坪空間〜1坪空間の洗面の場合
洗面スペースが0.75坪空間(1650×1200mm前後)〜1坪空間(1650×1650mm)のお家の場合、
限られた空間でなるべく多くの収納を入れる工夫をすることが大切です。
洗濯機の上に収納をつけて洗濯ネットや洗剤ストックを入れたり
鏡を三面鏡にして鏡裏によく使うクシやドライヤー、ヘアケア、ヘアセット、電動歯ブラシ、などを入れたり
洗面台の下に下着類やタオル、洗濯カゴを入れることがおすすめです。
しかし、これだけの工夫をしても0.75坪の場合洗面台の中に下着や、パジャマの収納を作るのは厳しいと考えてください・・・
そこでおすすめなのがパジャマをカゴ収納にする方法です。
実際に私の家でもこの方法を使っています。
本来こちらのカゴはボタニカルスタンドですが、ちょうどパジャマが入るのでパジャマ入れとして使ってます。
1.25坪空間以上の洗面の場合
洗面スペースが1.25坪空間(1650×2150)以上の場合は空間にゆとりがあるので、洗面台の下を引き出しにして、そこにお着替えや日用品を収納しましょう。
基本的に洗面台は下段が深いことが多いのでそこにパジャマ類やバスタオルを入れて、浅い引き出しには下着類という形がおススメです。
洗面所に下着やパジャマを置くデメリット
洗面所に下着やパジャマを置くメリットをご紹介しましたが、もちろん洗面所に下着やパジャマを置くデメリットもあります。
デメリットとして、
などが、挙げられます。
特に湿気が気になる人は多いのではないでしょうか。
実際、洗面所周りは、他の部屋に比べて湿気が多いです。
しかし、置き場所を一工夫することで湿気の影響を減らす事が出来ます。
例えば先ほどご紹介した我が家のボタニカルボックスのように脚がある収納を使うことなどです。
湿気は床付近に溜まる傾向があるので、少しでも床から離れた場所に収納することで湿気対策の効果があります。
まとめ
収納はその家に住む人数や動線、その場所にしまいたいものによって変わってきます。
今回は洗面所に下着やパジャマをしまう際の方法についてお伝えしましたが、よく使うものは、動線を意識した収納方法を考える必要があります。
動線がイマイチで気づいたらその辺にポイッと置いてお部屋が散らかる!なんてことがないように収納を作りましょう。
おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
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