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皆さまは心理学にご興味はありますか?
お片付けと心理学は実はとても関連があるんです。
そこで、今回のコラムでは心理学を使ってお部屋を早く片付ける方法をお伝えします!
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
人は都合の良いものしか見えない?!
先日読んだ心理学の本で、こんな一節がありました。
私達の脳は、世の中の情報全てを意識しているのではなく、無意識のうちに自分にとって必要な情報だけを収集しているのです
この言葉が自分の中で妙に腑に落ちたのです。
どういう事かと言うと例えば仮に、今の自分が『黒のダウンコート』が欲しい!!と思っているとします。
あー欲しいなー買いたいなーと思いながら出掛けると、電車の中や街中で黒のダウンコートを着てる人だけが異様に目に付きませんか??
これを心理学では【カラーバス効果】と言い、自分にとって都合の良いことは目に沢山入ってきますが、入れたくない情報は頭の中をスーッと通り過ぎてしまうのです。
この現象、実はお片付けをしてるときにも起きているんです。
心理学をお片付けに応用すると…
さきほど、自分にとって都合の良い事しか脳は認識しないと心理学の内容をお伝えしました。
つまり、いつもの自分が見ている日常の風景は『都合の良い』風景なのです。
なので自分目線ではなく、客観的にお部屋を見ることが出来れば今までの自分が気づかなかったお部屋の散らかりポイントを浮き彫りにすることができます。
そうすることによって、片付けよう!という気持ちが自然に出てくるようになります。
お部屋を客観的に見る方法
ですが、お部屋を客観視するのは中々難しい・・・。
そんなときにおススメの方法があります。
それは、「自分のお部屋の写真を撮ること」です。
意外とシンプルですが、写真越しのお部屋を見ることで今まで見えていなかった光景が広がります
例えば
- コンビニの袋があんな場所に置いてある…
- ソファの上が思ったより散らかってる…
- この場所にまな板を置いてると生活感がかなり出るなぁ…
などなど。
わたしもこの方法で
- お部屋のテイストが合わないものを見つけたり
- 掃除が行き届いてない場所が分かったり
- テーブルがごちゃつく原因は、リモコンだ!!
などの発見がありました。
更に、写真を撮ったあと、これをSNSにアップする妄想(本当にしなくても良いです)をして、ココは人に見せたくないなー…と感じる場所から片付けると早く片付きます。
自分がその場所(部屋)にいると自分目線だけの景色が映りますが
写真というフィルターを通して部屋を見ることで客観的にお部屋を認知することが可能になるのです。
片付けのやる気を起こして片付けを加速させたい方は是非試してみてください。