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みなさんは、常備薬をどんな風に収納していますか?
日々使う絆創膏や鎮痛剤など、気が付けば薬箱の中が溢れてしまって、緊急時にお薬が探しにくい!というお悩みをよく聞きます。
そこで、今回のコラムでは、100均グッズを使って誰でも簡単にスッキリできる、薬の収納方法についてお伝えします。
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
コツ①薬は「ふた無しボックス」に「立てる」収納が使いやすい
まず、薬収納1つ目のポイントをご紹介します。
それは、「ふた無しボックス」に薬を「立てる」収納にすることです。
ふた無しボックスを選んでいる理由は、ふたが無い方が、上から見て薬が探しやすいためです。
薬を入れる「救急箱」は、このように「ふた付き」になっていることがほとんど。
本当は薬を立てて入れたいのに、ふたにぶつかって入らないということもあります。
ふたが無いボックスなら、薬のパッケージ高さを気にすることなく薬が入れられます。
そして、救急箱の中には、体温計や爪切りなど「立てないと、行方不明になるもの」が多いです。
なので、薬箱に入れるものは全て立てる収納にするのがおすすめです。
立てる収納にするのにおすすめなのが、100均グッズのクリアトレーです。
かごの中の仕切りとして使うことで、見やすく探しやすい収納になります。
ふたが無いと、ホコリが付くのでは・・・と思う方もいるかもしれませんが、薬の使用期限の管理が行き届かなかったり、必要なときに薬が出てこない方が、かえって健康を損なうことがあります。
片付けが苦手な人にとっては、ふた付きの薬箱は収納の難易度がとても高いので、自分で管理ができるようになることが優先です。
コツ②「飲む薬」と「塗る薬」に分ける
次に、溢れる薬箱をスッキリさせる方法の、2つ目をご紹介します。
それは、薬を「飲む薬」と「塗る(貼る)薬」ざっくり2種類の用途に分けて収納することです。
おうちにある薬箱の中は、塗る薬と飲む薬が一緒になっていることがほとんどだと思います。
しかし、薬箱にすべての薬を入れると、キャパオーバーになりあっという間に薬が溢れてしまいます。
ぎゅうぎゅうになった状態だと薬が探しにくくなり、いつまでも片付かない状態になってしまうのです。
そのため、具体的には薬を「塗る薬」と「飲む薬」で2つのボックスに分けて管理するのがおすすめです。
こうすることで、ごちゃまぜになっていた薬たちが、2つに分類された状態から探せるようになるので、今までよりも短い時間で薬を見つけられるようになります。
薬が多くて探しにくい!という方は、ふた無しのボックスを2つ用意して、「塗る薬」と「飲む薬」に分けて管理してみてください。
コツ③箱に入った薬は圧縮する
今お伝えした2つの薬収納のコツ以外で、他にも片付かない原因があります。
それは、薬の箱がかさばることです。
中身の薬の量は少なくなっているのに、薬のパッケージの箱のせいで、スペースが埋まってしまいます。
無意識のうちに、貴重な薬箱のスペースに空気を収納しているかもしれません。
そのため、箱に入った薬は圧縮します。
薬の圧縮収納のやり方
用意するのは「チャック式の袋」です。
今回は、こちらの絆創膏を圧縮していきます。
かさばる原因を作っていた箱を平らにします。
このように、はさみでカットします。
カットするときは、薬の名前や飲み方が書いてある部分と、薬の使用期限が掛かれている部分を切り取るようにします。
そして、ジップロックに薬とともに入れるだけ。
こんなにも厚みが無くなり、すっきりします。
注意点は、箱と比べてジップロックは光を通しやすくなるので、直射日光に当たらない場所に保管することです。そして、小さいお子様がいるお家の場合は、手の届かない場所に管理するようにしてください。
この方法で収納をするようになってから、薬箱の中にも隙間が生まれて薬が探しやすくなりました。
薬の期限も一目で分かるので、常備薬の入れ替えもスムーズにできるようになりました。
まとめ
今回はかさばる薬収納のポイントについてお伝えしました。
薬の箱は、形がバラバラで収納がしにくいです。
更に、ふた付きの薬箱は薬をより収納しにくくしてしまう原因を作っています。
- 使った薬を元に戻すのが面倒になってしまって戻せなくなってしまった
- 下の段に入れた薬は存在を忘れてしまって、2度買いしていたり、期限が切れてしまった
という心当たりのある方は、ぜひ今回の3つのコツを使って薬収納を見直してみてくださいね。