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みなさんは、お洋服の収納は「掛ける派」ですか?
それとも「畳む派」ですか?
私がお片付けサービスでお客様宅に伺うと、圧倒的に人気なのは「掛ける収納」です。
掛ける収納のメリットは、
- 持っている服が可視化しやすくなる
- シワになりにくい
- お洗濯後、乾かした服をハンガーのままクローゼットに戻すことができる
という点です。
そんな中で、クローゼットが使いにくいと感じる場合、その理由は「ハンガー」にあります。
今回のコラムでは、お洋服収納をするときに欠かせない「ハンガー」について
- クローゼットが散らかるNGハンガー
- 収納アドバイザー目線でのおすすめの商品
についてご紹介していきます。
クローゼットが散らかるNGハンガー
まずは、クローゼットが「散らかる」ハンガーについてをお伝えします。
結論からお伝えすると「クリーニングから帰ってきたハンガー」はNGです。
具体的には、針金ハンガーやプラスチックハンガーです。
特に、針金のハンガーは、クローゼットがぎゅうぎゅうになればなるほど、ぐにゃっと曲がって変形してしまいます。
この変形したハンガーがクローゼット内に並んで掛かると、ひとつのハンガーを取り出したいのに複数が絡まって、曲がっている分かさばり、クローゼットがぐちゃぐちゃになっていくのです。
プラハンガーも同様です。
柔らかい素材なので変形しやすかったり、厚みが大きい分クローゼットの中でかさばりやすく、貴重なスペースが奪われてしまうのです。
針金ハンガーやプラハンガーは、滑りやすい服を掛けると、気が付いたときには落下してクローゼットの奥底に埋もれていきます。
こうなってしまうと、着たいときに限って大切なお洋服が見つからなくなります。
お洋服を探している最中にも、滑ったお洋服が床に落下したり、ハンガー同士が絡まりあって、ストレスマックスになってしまうのです。
ハンガーを変えたビフォーアフター
使ってはいけないハンガーをご紹介したところで、ハンガーが変わるとどのくらい収納力が変わるかをご覧ください。
左がビフォー(ハンガーごちゃ混ぜ)・右がアフター(ハンガーをおすすめ製品で統一)です。
同じ長さのバーに対して、ビフォーは44着のお洋服が掛かっていましたが、ハンガーを変えたアフターでは62着のお洋服が掛けられるようになりました。
ハンガーをしっかりした製品にして、形を統一するだけで、掛けられる量がこれだけ変わります。
クローゼットをより使いやすくするには、パイプに対して、掛ける洋服の割合を8割にすると、服を探すときに左右に動かすゆとりが生まれてお洋服が取り出しやすくなります。
おすすめのMAWAハンガー
続いて、先ほどのビフォーアフターで使用したハンガーをご紹介します。
MAWAハンガー
使用したのは、こちらのMAWAハンガーです。
変形しにくく、服が滑り落ちないのが特徴です。
MAWAハンガーの中でも色々と種類が出ていますが、今回使用したのは「マワハンガー洗濯用」です。
こちらのハンガーだと、厚みが4㎜なので幅を取らないのが特徴です。
そして、洗濯して乾いた衣服をそのままクローゼットに戻せるため動線がスムーズになります。
まとめ
今回のコラムでは、収納に使ってはいけないNGなハンガーと、おすすめのハンガーについてご紹介しました。
クローゼットは毎日使う場所なので、使いやすくなればなるほど日々のプチストレスから解放されます。
まずは、変形して使いにくくなったハンガーがクローゼットに掛かっていないかをしっかりチェックしてみて下さいね。