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先日、久しぶりに自宅を片付けました。
整理収納アドバイザーの仕事をしていても、きれいな部屋をキープするためには、定期的なモノの見直しが必要です。
家中の物を見直すこと3時間。
今回はこの写真の物を手放しました。
片付けが終わって、改めて思ったのは、捨てる作業は心理的なハードルが高いということです。
片付けを仕事にする私でも、モノを残すか否かの判断は難しかったです。
そこで、今回のコラムでは、整理収納アドバイザーが自宅の片付けをして「実際に捨てた物」と、「捨てようと思った基準をお伝えします。
お片付けがしたくなるきっかけになりましたら幸いです。
- 一人暮らし女子のお片付け専門家
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
- 一人暮らし女性宅の訪問件数は500件超
- 趣味は収納グッズの情報収集と旅行
今回手放したもの
昔の趣味グッズ
まず手放したのは、昔の趣味グッズです。
私の場合は、昔ハマっていたシュノーケリンググッズを手放しました。
3年前までは海に行っていたのですが最近は別の趣味が出来てしまい、行かなくなりました。
グッズ一式を手放すのは、ちょっと勇気が要りましたが
- 今はいくらでもレンタルできるから、いざという時は借りれば良い
- レンタルになれば、旅行の荷物が減る
というように、手放してもメリットが大きいことに気が付きました。
ついでに、20代のころの水着も手放しました・・・
スーツケース1つ分の荷物が減りました。
手放したら自分にどんなメリットがあるか考えてみる
フリマアプリに出品しようとしてできていなかったもの
次に手放したのは、フリマアプリに出品しようとしたけれど、時間が無くて出品できなかった物です。
年末からずっと置いたままになっていて、見るたびに出品できない自分が嫌になりました。
お片付けの現場でも、メルカリに出品しようとしたものがずっと出品できず、それがお部屋を散らかす原因になっているということが増えているように感じます。
折角買ったものをただ手放すのは勿体ないけれど、それによって自分の暮らしが圧迫して嫌な思いをするくらいなら、思い切って手放した方が自分のためです。
目先のもったい無い気持ちに惑わされないように、今回は手放しを決意しました。
持ち続けるデメリットを考えてみる
用途の無かった箱や収納グッズ
高い靴を買った時の箱も今回全捨てしました。
とある現場で、紙の箱が虫の住処になっているのを見てしまってから、トラウマになり、紙箱は捨てています。
ハイブランドな箱でも、虫から見ればどれも紙の素材です。
気付かぬうちに虫に住まいを提供しないよう、減らしましょう。
紙製の箱は虫の温床と心得る
古い本や紙、段ボールも虫の温床
過去に勉強したテキスト
今回手放しにくかったのが、過去に勉強したテキスト類でした。
手放しにくかった理由は、
- 高価だったから(1冊2,000円以上したり、通信教育でトータル50,000円くらいかかった)
- テキストを捨てることで、知識が減るのでは無いか?という気持ちがあった
しかし、最近全くテキストを開いておらず活用されていなかったので、もう一度だけ大切な所に目を通してから捨てることにしました。
テキストは鮮度が命。
今読まないテキストは、残念ながらこれからも読まない可能性が高い。
最後に1回読んで捨てよう。
まとめ
今回のコラムでは、私(成島)の自宅を精査して捨てたモノをご覧いただきました。
生きている限り、物は右肩上がりで増え続けます。
だからこそ、定期的な見直しをして、モノの量をリセットすることが大切です。
私は半年に一回のペースで見直すことが多いですが、お買い物が好きな方はもっと高い頻度で見直す必要があります。
片付けは、未来への自己投資です。
思いたったタイミングで行動しましょう。