「幸せそうな人のお部屋って、どんなお部屋なんだろう?」
そんな質問をされたら、「きっとホテルみたいにきれいなんだろうな」とか
「物が少ないんだろうな」などと想像される方は多いのではないでしょうか。

私もそう思っていたひとりでした。
私はこれまで、一人暮らし女性を中心に200件以上のお部屋へ伺い、延べ1,000回以上、お片付けやインテリアのお手伝いをしてきました。
そこで、たくさんのお部屋を見てきて、当初の自分が思っていたことと違うことがありました。
それは、必ずしも、「部屋が散らかっている=運気が悪い」とは限らないということです。
もちろん、お片付けをきっかけに自分の行動や選択が変わり、その結果として、仕事や暮らし、人間関係まで少しずつ良い方向へ動き始めた方を、私は何人も見てきました。
ただ、一方で、片付けがあまり得意ではなくても、お仕事で活躍していたり、欲しい物や行きたい場所を次々と叶えたり、自分らしい暮らしを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
だから私は、この仕事を続けるうちに、「運気と、部屋の散らかり具合は、そこまで単純に結びつくものではない」と考えるようになりました。
そして、さまざまなお部屋を訪問していると、散らかり具合とは別で、最近運気が良くない気がする、といった「流れが滞りやすいお部屋」には4つの共通点があることにも気づきました。
今回の記事では、実際のお片付け現場で感じた、運気の良い部屋とは一体何か?をお伝えします。
今日からすぐにできる方法もご紹介しますので
「最近なんとなく運気が良くない気がする」
「今の現状を変えたい」という方は、まずはできそうなことを1つだけ試してみてください。

- 一人暮らし女性のお片付け専門家(訪問実績1,000回以上)
- 整理収納アドバイザー1級・インテリアコーディネーター
- 一人暮らし女性専門お片付けサービス「おへやアレンジメント」代表
- TBS「櫻井・有吉 THE夜会」出演(お片付けの専門家として出演)
- KADOKAWA出版「ひとり暮らしかんぺきBOOK」の監修
- 天馬株式会社オフィシャルアンバサダー
運気が下がる部屋の4つの特徴とは?
① 日中でも部屋が暗く、カーテンを開けられない
最初の共通点は、日中でもお部屋が暗いことです。
ここでいう「暗い部屋」には、2つの意味があります。
- 昼間でもカーテンを閉めたまま
- 照明をつけても部屋の隅が暗い、ことです。

「明るすぎる部屋は落ち着かない」という理由や、「防犯上、外から見えないようにしている」という方もいると思います。
無理にカーテンを開けたままにする必要はありませんが
大切なのは、今のお部屋の状態が、自分の目で見えて、ちゃんと掃除が行き届いた状態にできていることです。
暗い部屋で過ごしていると、ネガティブな思考になりやすくなったり、判断力ややる気が低下します。
自宅が「暗い」ということに気が付いていない場合もあります。
お片付けをすることで、カーテンが開けられるようになったり、照明を新しいものに替えたり、観葉植物を置ける余裕ができてから、室内が暗かったんだと気づくことがあります。
今日からできる開運習慣
- 窓のサッシを拭いてみる
- 切れたまま放置している電球があれば交換する
- 暗い収納には充電式のセンサーライトを置く
- 朝起きたら、数分だけでもカーテンを開ける
- カーテンを洗濯する
観葉植物を置くことも一つ手ですが、お掃除や片付けが先です。
お部屋全部を片付けなくても大丈夫。
まずは窓の前だけを片付けるでもOKです。「光が入る場所」をひとつ作ってみてください。
② におい・湿気がこもっている
2つ目は、空気が滞まっているお部屋です。
お部屋に入った瞬間の印象は、物の多さだけで決まりません。
お部屋の臭いと湿度も影響します。

例えば
- 生ゴミのにおいが残っている
- 排水口からにおいがする
- 全体的にほこりっぽい
- 靴箱やクローゼットから湿気を感じる
こうした状態が重なると、お部屋で過ごすこと自体が少しずつ不快になってしまいます。
特に洋服、寝具、カーテン、ラグなどの布製品が多いお部屋とキッチンは、生活のにおいが残りやすい場所です。
そのため、においの元を減らして空気を入れ替えることをおすすめしています。
今日からできる開運習慣
- 数分でも窓を開けて空気を入れ替える
- 換気扇を回す
- シンクに置いたままの食器を無くす
- 生ゴミを溜め込まない
- ゴミを頻繁に出せない場合は、においが漏れにくいゴミ箱を使う
- カーテンを洗う
- 寝具を洗う
- 消臭成分があるお香やアロマを焚く
- クローゼットや靴箱に除湿剤を置く
- 排水口を洗う
「運気を上げたいけれど、片付ける気力がない」
そんな日は、まず窓を開けて、空気を変えるだけでもOKです。
③ お気に入りより「なんとなく持っている物」が主役になっている
幸せそうに暮らしているお客様ほど、自分の好きな物を大切にしていると感じます。
自分の好きな物の例としては、
- 推しグッズ
- お気に入りの食器や服
- 好きな家具や香り、などです。

値段が高いかどうかではありません。
「これを見ると嬉しい」とか「これを使うと気分がいい」と思える物が、毎日目に入る場所にあります。
毎日見る景色が、自分の好きな物でできている。
それだけでも、自宅は心地よい場所になっていきます。
反対に気をつけたいのが、自分では選んでいない物がお部屋の主役になっている状態です。
その代表が、人からの頂き物です。
- せっかくもらったから
- 高そうだから
- 捨てたら申し訳ないから
そんな理由だけで残している物はありませんか?
頂き物そのものが悪いわけではありません。
問題なのは、見るたびに、「本当はいらないんだけどな……」という小さな違和感を感じながら持ち続けること。
物を見るたびに、相手への義理や申し訳なさまで思い出していると、自分の家なのに、自分が選んだ景色ではなくなってしまいます。
私がこれまで見てきた「手放すのが上手な方」は、頂き物も特別扱いしすぎません。
- 食べ物や化粧品などの消耗品なら、しまい込まずにどんどん使う
- 気に入っている物なら、大切に残す
- 今の自分には必要ないと思えば、感謝して手放す
そんなふうに付き合っています。
今日からできる開運習慣
- もらったまま眠っている消耗品を今日から使う
- 気に入っていない頂き物をひとつ見直す
- 飾っている物を見て「私は本当にこれが好き?」と考えてみる
- お気に入りの物を1つ、よく見える場所へ飾る
片付けとは、ただ物を減らすことではありません。
「私は何が好き?」を選び直す作業でもあるのです。
④見るたびに「今の自分を下げる物」を手放せない
今の自分を下げるものとは、
- 痩せたら着たいと思っている服
- 傷んだバッグ
- 枯れたまま置いてある観葉植物
- 見ると嫌な出来事を思い出す物
- 前職の資料や昔の手帳
- 気に入っていない頂き物
- 「まだ使えるから」という理由だけで残している物
などがあります。
これらの物に共通しているのは、今の自分に「ダメ出し」してくること。
見るたびに
- 「昔は痩せていたのに」
- 「あの仕事、本当につらかったな」
- 「高かったのに結局使わなかった」
と、今の自分を責めるきっかけになっているなら、一度見直してみてもよいかもしれません。
以前、元彼からもらった物を一気に手放したお客様から、
「物と一緒に、気持ちまで吹っ切れた感じがする」と言われました。
そして後日、新しい彼氏ができたという嬉しいご報告をいただきました。
「物を捨てたから恋人ができた」という単純な話では無く、
嫌な過去を思い出させる物を手放したことで、意識が「これから」に向き始めたことが新しい運気を迎えたのだと思います。
今日からできる開運習慣
- 「今ならまた買える」と思える物を手放す
- 着古した感が出ている服を手放す
- 持ち手が傷んでいる・角がすれたり黒ずんでいるバッグは手放す
- 見るたびにつらい記憶がよみがえる物を1つ見直す
無理に捨てる必要はありませんが、「今の私にも必要?」「今の自分を素敵に見せてくれる?」と自分に問いかけるだけでも、片付けは始まっています。
まとめ|片付けは「これからの自分」を迎える準備
200件以上のお部屋を訪問してきて感じるのは、幸せそうな人=片付けが得意ではないということです。
- お部屋に光を入れる
- 空気を入れ替える
- 自分の好きな物を大切にする
- 今の自分を苦しくする物を手放す
といった、小さな選択を積み重ねながら、自分が心地よく暮らせる環境を作っている方が多いように感じます。
今回ご紹介した「今日からできること」の中から、まずは1つで構いません。
小さな一歩でも、お部屋の景色は変わり始めます。
そして、お部屋が変われば、そこで過ごす自分の気持ちや行動も少しずつ変わっていきます。
それが結果として、「最近、なんだかいい方向に進んでいる」と感じられる毎日につながっていくのかもしれません。
おへやアレンジメントでは、単に「物を減らす片付け」ではなく、お客様がこれから先も心地よく暮らせる空間づくりを大切にしています。
「片付けたいけれど、自分一人ではなかなか片付けられない」
「今の自分に合ったお部屋へ変えたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
おへやアレンジメントは一人暮らしの女性専門のお片付け・インテリアコーディネートサービスです。
整理収納アドバイザー1級とインテリアコーディネーターの資格を持つプロがご自宅のお片付けを行います。



