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ネットでも100円ショップでも、手軽に購入できる収納グッズ。
特に100円ショップは品揃えも豊富になってきてより身近になったのではと思います。
実際に、私も収納をする際は100円ショップのグッズが欠かせないので、重宝しています。
しかし、お片付けの現場では100円ショップで、
- どんな収納グッズを買ったら良いか分からない
- 収納グッズを買っても失敗してしまう
といったお声を聞くことが多いです。
それもそのはず。
100円ショップにはこれだけたくさんのカゴが並んでいます。
この中から自分にとってベストの収納を見つけるのは、難しいのです。
今回のコラムでは、そのようなお悩みに応えるため、収納アドバイザーはどうやって収納グッズを探しているのかを交えて、賢く収納グッズを選ぶためのコツをお伝えしていきます。
定番商品を選ぶ
私が収納グッズを選ぶポイントとして気をつけているのは、定番商品を選ぶこと。
定番商品とは、いつ店舗に行っても売っている商品で、モデルチェンジや廃版の可能性が少ない商品のことを指します。
定番商品を買っておけば、また将来同じデザインのカゴが欲しいとなったときに、同じ見た目とサイズで選ぶことができるので、買い足しがしやすいといった特徴があります。
よくある収納での失敗が、「似たような」カゴを同じ棚や空間に並べてしまうこと。
見た目と使い勝手がちぐはぐになってしまうので、おすすめできません。
将来的に同じ種類で揃えられるように、まずは定番商品を選びましょう。
個人的に、100円ショップの定番商品は、イノマタ化学の「トリムバスケット」「ネームバスケット」あたりがおすすめです。
サイズ展開も豊富で、キッチンの引き出しや洗面、リビングなど様々な場所で活躍してくれます。
使う場所がはどこか
使う場所によっても選ぶポイントが変わります。
引き出しの中だと「収納を上から見る」ことになります。
一方で、棚に並べ置きする場合は、「収納を前から見る」ことになります。
そのため、引き出しの中に使う収納は縁の無い直線的なデザインの製品を選ぶのがポイント。
直線的な四角いデザインで、ピッタリ空間を仕切ると上手に空間が使えます。
上の写真は、カインズの「スキット」を使用していますが、100円グッズで引き出しを区切るのであれば、ダイソーのONE strageシリーズが最近のお気に入りです。
また、棚に並べ置きして使う収納グッズは、取っ手が付いていたり、前から見たときにスッキリしたデザインの製品を選ぶようにすると、使い勝手や見た目が良くなります。
余談ですが、無印良品の収納グッズは、この2つの条件が上手く合わさっていると感じます。
無駄な縁が無いし、前から見てもスッキリデザインの場合が多いです。
自分の性格にあった収納を選ぶ
性格的に、収納する(しまい込む)と中に入れた物の存在を忘れてしまう人は、白い収納よりも「中身が透ける」収納を選ぶのがおすすめ。
私自身、ボックスの中に入れて収納してしまうと、中に何を入れたか記憶が無くなってしまって、モノを無駄にしてしまう傾向があります。
そうならないためにも、自分の性格に合った収納を見つけることが、商品選びの際に重要なポイントになります。
例えば、普段忙しくてモノを戻すことが上手にできないようであれば、アクション数が増える「フタつき収納」を選ばないようにしたり、お部屋のちょっと高い場所に収納をするようであれば、取っ手付きの収納を選んで、取り出す手間を少しでも楽にするといった感じです。
まとめ
今回のコラムでは、100円ショップでの収納グッズの選び方についてお伝えしました。
沢山の種類のカゴやグッズが売られていますが、
- 次に来たときにも手に入るか?
- どこで使うのか?
- 自分の性格に合っているか?
をレジに持っていく前に見極めることが大切です。
また、購入前には収納場所のサイズ確認も忘れないようにしましょう。
収納を選ぶ際の参考になりましたら幸いです。